ジウ 警視庁特殊犯捜査係
(2011年7月期・テレ朝日・金曜23時枠)

原作 - 誉田哲也
脚本 - 菱田信也
監督 - 片山修(1)(2)、藤田明二(3)(4)、常廣丈太(5)
ゼネラルプロデューサー - 内山聖子
プロデューサー - 大江達樹、 阿部謙三 、神戸明
主題歌:レディー・ガガ「ジ・エッジ・オブ・グローリー」

http://www.tv-asahi.co.jp/jiu/





第4話 ついに現れた悪魔!!女刑事・裸の衝撃告白!!
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誘拐された俊憲や容疑者の一人・岡村からの話により、主犯格
は金髪の男性・ジウの事が浮上する。全ての事件に関係して
おり、彼の冷酷さは異常だとするが・・・

俊憲の件で、基子の見せ場を作ろうとしているのは分かるけど、
正直大した証言を引き出したわけでも無いし、岡村からの話が
全てだったかなといった内容だった。

ファンの方には申し訳ないけど、事件に於いて中国系とかその
他アジア系が事件に絡んでしまうと途端に刑事ドラマが安っぽく
なってしまう。
ヘイハイズと呼ばれる人間は、自分に人権が無いために、他人
に対しても人扱いしていない部分が有る様で、近年社会問題化
されているところを取り上げた格好だった。

基子の中に幾ら悲しい過去があり自分を否定する気持ちがあっ
ても、こうした人物に近付くことなど出来ないし、その気持ち
の一端を知るといった事もあり得ないものがある。

ただ基子が語っているように、今までの犯罪者はバカばかり
だったが賢くて狡猾な人物が犯罪を犯す世の中になるかも
しれないとする辺りは、中国内で猛威を奮っているヘイハイズ
と闇社会の構図が日本にやってくる事への警告を意味して
いるのだろうね。
ヘイハイズだけで5、6億人前後居るのではないかといわれる
中国の歪な社会構造を、設定だけ拝借するのではなく、もう
少し鋭く切り込んでいけばまた違った興味深さが存在する
けど、正直現状では刑事と犯罪者の追いかけっこにもならない
状況なので、ちょっぴり物足りない。

美咲と東、雨宮と基子が互いに職場内で男女の関係を意識
する間柄を求めている様だけど、社内恋愛だけは御法度と
いう感じがするけどね。

伊崎基子 …… 黒木メイサ (25歳・SIT突入班所属)
門倉美咲 …… 多部未華子 (26歳・SIT交渉班所属)
雨宮崇史 …… 城田優 (25歳・基子の周辺に出没)
東弘樹 …… 北村有起哉 (40歳、捜査一課殺人班捜査三係主任)
ジウ …… L (19歳)

川俣貞治 …… モロ師岡 (特殊班捜査二係・主任・警部補)
藤田幹夫 …… 姜暢雄 (特殊班捜査二係・巡査部長)
園田 …… 小柳友 (特殊班捜査二係・巡査部長)
佐藤伸朗 …… 西村清孝 (特殊班捜査二係・主任・警部補)
前島景子 …… 阿南敦子 (特殊班捜査二係・巡査部長)
柴井健一 …… 永江祐貴 (特殊班捜査一係・巡査部長)

田辺春子 …… 堀内敬子 (利憲の母)
門倉岩雄 …… 不破万作 (美咲の父)
門倉峰子 …… 松本じゅん (美咲の母)
タク …… やべきょうすけ (クラブ店主)
岡村和紀 …… 深水元基 (立て籠もり犯)
西脇吾郎 …… 矢島健一 (刑事部長)
坂上悦子 …… 岸本加世子 (女子寮おばちゃん)
麻井憲介 …… 伊武雅刀 (特殊班捜査二係係長・警部)

太田信之 …… 石丸謙二郎 (警備部部長)
小野茂夫 …… 光石研 (SAT、第一小隊小隊長)
遠山 …… 野間口徹 (殺人犯捜査第十係主任)
沼口 …… 飯田基祐 (殺人犯捜査第三係)
佐々木 …… 宮川一朗太 (殺人犯捜査第三係)
萩島 …… 増田修一 (殺人犯捜査第三係)

橘義博 …… 高杉亘 (特殊急襲部隊(SAT) 中隊長)


橋本智哉児島功一徳秀樹土屋裕一
榎亮太朗磯野正一難波和宏八代真吾青木一
海斗小林大介谷大輔永戸武士成瀬智彦林亮介


評価:★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)

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