家政婦のミタ (2011年10月期・日テレ・水曜22時枠) 脚本：遊川和彦 演出：猪股隆一、佐藤東弥、石尾純、日暮謙 チーフプロデューサー：田中芳樹 プロデューサー：大平太、太田雅晴 主題歌：斉藤和義『やさしくなりたい』 http://www.ntv.co.jp/kaseifu/index.html

第8話 私の過去、すべてお話します
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取りあえず恵一が家に戻ってきたことで子供達は一安心。
子供達は三田の事が知りたくなり、色々と彼女について知ろう
とするも、三田からは業務連絡以外に声を掛けないで欲しい
と言われる。一緒に食事をとろうと誘うも私は家族ではない
として断る彼女に、子供達は勝負を挑んで我々が勝てば三田
の事を話して貰うと告げるが・・・

三田の過去に迫る物語故にとても興味深い物語だった。
三田の事を探る過程は面白さ満載だし、冒頭で三田とうららが
逆転している辺りのお茶目な展開は笑いとしても十分。

今回は随分三田のスキルに頼る展開だけど、その裏付けとして
今回語られた過去の中に、何故三田のスキルがこれほどまでに
高いのかの理由付けもきっちりと行われており、想像していた
以上の壮絶な過去が存在した。

うららちゃんのうっかり八兵衛っぷりも愛嬌として感じられる
ウチは安心して見ていられるけど、彼女の存在はホント表裏
一体な感じがする。

三田が一度例外的な行動を取った事で堰を切ったように
自分の過去を語るシーンまで描かれ、前々から言っている
様にお暇を頂くことに繋がってしまうも、今後はこれまでとは
違った三田の姿が見られるのかも知れない。

図らずも身内を溺死させてしまった繋がりで、三田と子供達の
間で同じ気持ちを共有させ、上手い形で三田も心を開かせて
いった感じがするね。