金魚倶楽部 制作統括：岡本幸江・菓子　浩 脚本：横田理恵 原作：椿ハナ 音楽：内池秀和 演出：一色隆司、梛川善郎 主題歌：超新星　「君だけは離さない」 挿入歌：GIRL NEXT DOOR　「Pure」 http://www.nhk.or.jp/kingyo/

第5話 あふれる涙
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夜、春川は母親の恋人が家にいるのを嫌い部室へ。ハルもかつ
て問題があった先輩と喧嘩し傷ついた状態で部室に行く。
ハルは帰るのが面倒になっただけだと語ると、春川から怪我し
ていることを指摘される。春川は金魚に餌をあげるのを忘れた
為だと語る。

春川はハルの前で、私と居ると沢山嫌なことに巻き込まれると
して、部活を辞めた方が良いかと尋ねる。するとハルはお前が
そうしたいのならば止めないが、無理しているならば意味の
無いことだと語る。

春川はハルに金魚の名前を考えないか?と語る。
様々な候補が出る中で、赤ちゃん黒ちゃんと銘々される。

二人は部室で眠ると朝を迎える。
ハルは春川を家まで送ると、そこで春川の母と偶然会ってしま
う。朝帰りを指摘されるも妊娠するとか変な事にはならないよ
うにしなさいと言われるだけだった。それを知り、ハルは春川
の家庭の事情を知ることになる。
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ハルと春川。
互いが抱えている心の闇を知ることで、より関係が近付いてい
く中で、秘密の場所だとしていた部室を木田に見つかって
しまい、二人だけの場所では無くなってしまう。

ハルも春川も互いに噂に惑わされず、これまで接してきた
二人の時間を大切にしたところは、高校生とはいえ大人の雰囲気が
出ていて良かった。

ハルの過去の事実が明らかになったことで、ドラマとしては
キャラクターを掘り下げた格好だけど、二人を見守るものたち
が、嫉妬のあまり好きな人物に刃を向けてきているところが、
今後とも気が許せない所である。

少しずつ二人の関係がうち解け有ってきたことを示すように
会話もジョークを交えて話すようになってきたし、短い時間
のドラマだけど、無駄なエピソードと無駄な人員を排除する
事で上手く描いている印象だね。