金魚倶楽部 制作統括：岡本幸江・菓子　浩 脚本：横田理恵 原作：椿ハナ 音楽：内池秀和 演出：一色隆司、梛川善郎 主題歌：超新星　「君だけは離さない」 挿入歌：GIRL NEXT DOOR　「Pure」 http://www.nhk.or.jp/kingyo/

第9話 本当の気持ち〜なぜ突然別れのメール
--------------------------------------------------------

--------------------------------------------------------

本井に襲われた春川は声が出なくなる。それを知ったハルは
理由こそ聞かなかったものの、春川の傍で毎日寄り添い、
彼女の心の傷を癒していく。

春川とハルにとって一応最後の関門ともいえる、真のボス・
木田香代子との対決。

木田自身が心情を吐露する訳だけど、感情をぶつけるのが
ハルではなく春川という事で、またまた痛々しい展開が用意さ
れた。

春川が居場所を失い、声さえ失っている状況の中、木田にして
みると女性の武器を利用しているとしか思えない程に、自分の
気持ちばかりを前面に出し、最後の抵抗を試みている。

本井との件がこれで解決した事になってしまうのかどうか
気になる所で、それ相応のペナルティは欲しい所だけど、
短いスパンのドラマなのでそれは叶わないのかも知れない。

春川の件で好転した流れは、なんといっても春川の居場所が
自宅にも増えた事では無かろうか。
ハルが毎日通うことで、母親は嫌でも娘のことを意識する様な
流れが出来ている。母親の男も家に寄りついていない様な
感じだし、取りあえず逃げ場だけは有ることは良かったと思う。