ドラマ24 “ここが噂のエル・パラシオ” 脚本 - 徳永友一(1)(4)(5)、吉澤智子(3) 監督・白川士 チーフプロデューサー - 岡部紳二 プロデューサー - 森田昇、浅野太、池田禎子 OPテーマ - 4Minute『READY GO』 EDテーマ - 曽根由希江『君のとなりに』 http://www.tv-tokyo.co.jp/elpalacio/

第5話 超強力セクシー極悪団体登場
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交通事故に遭い記憶喪失に陥った大岡忠輔(武田航平)は、女子
プロレス団体「エル・パラシオ」でレフリーをしながら下僕と
してコキ使われる日々を過ごしている。そんなある日、買出し
に出かけた忠輔は見知らぬ中年女性から「太郎」と呼びかけら
れる。なんとその女性・田中明子は忠輔の母親で、忠輔の本当
の名前は「太郎」なのだという。
忠輔は、早速下僕生活に別れを告げようと明子と共にエル・
パラシオへと向かう。 その頃、エル・パラシオでは、敵対する
女子プロレス団体「ヒート」のレスラー・アズミが試合を申し
込みにやって来ていた。しかも、メンバーは負けたら忠輔を
ヒートに引き渡すことを条件に勝手に試合を引き受けてしま
い…。
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忠輔の前に突然自分は忠輔の母親だという人物が現れる。
忠輔の本名は田中太郎だという。
そんな中、エルパラのレスラーたちがトレーニングをしている
と突然敵対するプロレス団体"ヒート"のレスラーのアズミが
殴り込んでくる。なんとアズミはエルパラに所属していた
レスラーだと知る。

いよいよ忠輔の素性が明らかにされるのかと思いきや、実際
にはエリカの仕掛けた罠だった。
桜花がいつになく忠輔の事を奴隷扱いしていたし、その母親
に対しても強気に同様の態度を見せていたのでちょっと引く
ような感じがしたけど、上手いこと最後にその辺のカラクリ
が明らかになる。

格下なのに負けようとするレスラーたちのセリフには確かに
違和感があったけど、その辺のエピソードも上手く目の前で
起きている事実と現実との違いを鮮明に描き出し、面白く
構成された話だった。

アズミがこの団体から出て行ったのも、やはり敵が居なく、
限界を感じたからなのかなと思わせる。

最後の忠輔の下僕らしからぬセリフによって、上手く落ち込
んだレスラーたちに元気を取り戻す辺りは上手いやり方だ
ったね。

さて桜花は一体忠輔を使って何をしようとしているのか気に
なる。