高校生レストラン (2011年4月期・日テレ・土曜21時枠) 脚本 - 吉本昌弘 演出 - 吉野洋、猪股隆一、佐久間紀佳ほか 音楽 - 服部隆之 プロデューサー - 荻野哲弘、内山雅博 http://www.ntv.co.jp/kouresu/

第3話 祝!開店
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高校レストランの開店に向けて、新吾は地元テレビ三重から
のインタビューを受ける。全て宏の受け売りで受け答えする彼。
この店の特徴は全て生徒達が運営管理していることで、ここで
培った技術と自信は社会に出て羽ばたけるものだと語る。
成功の自信を聞かれると、新吾は素直に自信はない事を告げる
が、宏はディレクターに頼みその部分はカットしてくれるよう
頼む。新吾はマスコミに持てはやされる事で生徒たちが浮かれて
いる現状を目にして、こういう事はホドホドにして欲しいと
するが、広報活動は必要だと語る。

学校でもテレビニュースや伊勢日報で取り上げられた事で
盛り上がりを見せていた。しかし岩崎だけは違和感を覚える。
特定の生徒達だけが持ち上げられている状況は良くないと
いう。
生徒達の中でもまだ残り5日有るとして、開店を軽視するもの
立ちが居た。

しかし坂本を中心として毎日特訓する。
御膳の値段や御膳の名前を話し合いで決めていく。
御膳はせめて1000円にしないと難しいのではないかとか、
御膳の名前は花御膳にしようと意見が交わされていく。

いよいよ明日が開店日。
それぞれ担当・持ち場が決められていく。
役場からは生徒達のためにスカーフとベストがプレゼントされ
益々士気は高まっていく。料理は手であり、他のことは考える
なとし、29人で1日200食作るのは並大抵の事ではないと告げる。
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地元では町おこしになるとして期待が高まる中、いよいよ高校
生レストランが開店する。期待と不安が入り交じる中で、
開店に訪れる客は期待以上に集まるが、吉崎は不安な視線で
見つめていた。

トラブル自体はありがちなもので、想定していたとおりのもの
が有った。
開店までに色んなトラブルやエピソードを重ねていく物だと
思っていただけに、こんなに早くに開店しても良いのだろうか
と一抹の不安がなきにしもあらず。
初回の時が嘘のように生徒たちがまとまっているし、何よりも
生徒たちの態度は、この手の学園ものに比べてとあまりに
優等生過ぎるところがある。

ドラマでは新吾が色々と生徒に指導していくものかと思って
いたけど、生徒達の自主性が既に備わっていて、新吾の方が
教わる事が多いかな。

徐々に吉崎先生の意識が変わり始めているところも面白い
ところで、二人の熱い男達の前に彼女の価値観が揺らいでいる
一面が有るのかも知れない。

ありがちなトラブルを今回描いてしまったけど、今後どんな
トラブルを重ねて成立させていくのか。
個々人の家庭の事情とかもっと描かれていく物かと思った
けど、その辺も今のところ影を潜めている感じかな。