バラエティ7 ドラマ24 マジすか学園2

企画・原作:秋元康
脚本:鎌田智恵、橋本博行、山岡潤平、山岡真介
プロデューサー:森田昇、露木友規枝、阿比留一彦
石田雄治、椋樹弘尚
監督:豊島圭介
音楽:MOKU(aotsuki)

http://www.tv-tokyo.co.jp/majisuka2/



第3話 裏切り者は爪をのばす
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今日も矢場久根からの馬路須加の生徒に対する靴狩りが猛威を
振るう。
チームフォンデュ(どっち、ツリー、寒ブリ、年増、レモン)
その事実を話し合い、今のラッパッパの不甲斐なさに憤りを
感じる。中学の頃に憧れていたマジ女はもう無い。普通バンジー
がやられたらすぐに仕方しにいくだろうに、今のラッパッパ
は矢場久根にカチ込む根性がないという。

歌舞伎シスターズは二人で矢場久根に乗り込む。
すると奥からシブヤが出てくると、現在ここの3年生だという。
シブヤが裏切った事を知り、シスターズは仮面を脱ぎ捨て、
姉がシブヤを攻撃し、妹が雑魚集団を相手する。
姉は半端に生きるシブヤを非難するが、逆に彼女は生まれて
初めてマジになれたとして、馬路須加を潰すことを語る。
その姿をネズミは遠くから撮影していた。
最初は互角に見えた戦いも徐々にシブヤが本領を発揮し、姉
を打ち負かすと、同時に数に物を言わせた雑魚集団も妹を
打ちのめす。姉は倒れる直前にシブヤに対して、お前では前田
には勝てないと語る。

ネズミはセンターに対して、馬路須加のテッペンをとって
どうするのか?と問うと、ここのテッペンからの景色をネズミ
と一緒に見てみたいだけだという。

その頃チームホルモンは、バンジーがやられたことを受けて
残りの4人(ヲヌ、ウナギ、アキチャ、ムクチ)は、本来ならば
自分たちが乗り込むべきだが、行ったところであっという間に
やられるだけだと自虐する。

前田は一人ガード下で不良相手に戦い、倒した跡にはビンに
詰めてあるサクラの花びらを口にする。

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次々と矢場久根からの馬路須加生徒に対する靴狩りが行われる
中、四天王の一人、歌舞伎シスターズは姉妹で矢場久根に
乗り込む。するとそこで見た光景は、かつての四天王の一人
シブヤの姿があった。

戦闘シーンばかりだったのでそれだけで有る意味面白いし、
これまでに見たことのない対戦の組み合わせだった事もあり
興味深いシーンの連続だった。

前田の代役として存在するおたべの冷静さ。
それを受けて本格的な戦争を後押しするためにネズミが取った
行動は、如何にもネズミらしくて狡猾な策士っぷりが上手く描かれて
いた。
チームホルモンを奮起させるだけでなく、センターさえも巻き込む
ネズミの行動。
ようやくしおらしくなったかと思わせつつ、やっぱりネズミ
はネズミだったかと思わせる作りがニクいね。
ネズミとセンターっていつ頃であったのだろうか。センター側
は随分とネズミを信用している感じにも見えるけど。

シブヤがトップに立っただけでこれだけ矢場久根の勢力が
盛り返しを見せるとは思わなかったし、何よりもシーズン1
でこれまで見せていた馬路須加のキャラクターたちがやられて
行くシーンは寂しいものがある。

現四天王でも有る歌舞伎シスターズの力を誇示しつつも、
矢場久根の生徒にどのようにして打ちのめされるのかに於いて
は、バランス的には相当気の使う場面だと思うけど、そういう
意味では上手く処理した流れだった。
矢場久根学園の場合、特別なキャラクターというのがシブヤ
だけという事で、相当不利な一面が有るけれど、その分数で
圧倒している。馬路須加も全生徒を巻き込めばいいのに。

まさにビーバップハイスクールの城東工業と愛徳高の対決に
なっているな。ヒロシが下級生を使って戦争を引き起こして
いるワケではないけどね。

出演
AKB48のみなさん
SKE48のみなさん

ラッパッパ新四天王……学ラン、尺、ゲキカラ、歌舞伎シス
チームホルモン……ヲタ、バンジー、ウナギ、アキチャ、ムクチ
つの字連合……ネズミ、センター他
チームアンダー……アニメ、ジャンボ、ライス、昭和
チームフォンデュ……どっち、ツリー、寒ブリ、年増、レモン

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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