バラエティ7 ドラマ24 マジすか学園2

企画・原作:秋元康
脚本:鎌田智恵、橋本博行、山岡潤平、山岡真介
プロデューサー:森田昇、露木友規枝、阿比留一彦
石田雄治、椋樹弘尚
監督:豊島圭介
音楽:MOKU(aotsuki)

http://www.tv-tokyo.co.jp/majisuka2/



第6話 上には上が下には下が
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病院で学ランの見舞いに来た帰り、ゲキカラが矢場久根の生徒
に刺される。
それを知った尺はすぐに病院に駆けつけ、おたべは涙している
尺を慰める。

一方ゲキカラを刺したのは矢場久根の
ミソだった。
シブヤは一線を越えてしまったとし、ミソの行動を責める。
下っ端には下っ端のやり方が有るとし、これが矢場久根のやり
方だという。ヤッパを振り回したくらいで調子に乗るなとする
が、あんたには所詮前田のことしか頭にないとミソは非難する。
シブヤはタイマンは素手でやるものだとして、ミソを殴り飛ば
す。

依然としてゲキカラの意識は回復しない。
チームフォンデュは火が消えかかっている事を憂い、マジ女の
火は誰がつけるのか?と問う。

ネズミはセンターの前で、何故人は戦うのか?と問い、戦うのが
好きだからだと語る。戦争は正気になった方が負けるのだと
言うと、センターはその意見に賛同出来ず、誰かを殴らずには
居られないとその場から立ち去る。

尺の前にバンジーがやってくる。
矢場久根の生徒が出頭するも、刑事の取り調べの前に刺したのは
冗談だったと笑っていたという。ヤンキーの争いでここまで
やらねばならないのかと呟くと共に、尺は一人で矢場久根に乗り
込もうとする。バンジーはそれを止めるが、自分を殺してまで
キャラを立たせたくないと告げる。

チームアンダーが尺の前に現れる。
先代の四天王は強かったが、お前達がハンパしているからゲキ
カラが刺されたのだと告げる。尺は4人に対してケンカを仕掛け
一人で倒してしまう。

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ゲキカラが刺されて重傷を負ったことで、矢場久根と馬路須加
の対決は次の局面へと進んでいく。
歌舞伎シスターズ、学ラン、ゲキカラが倒れる中、新四天王の
一人・尺は自分に何が出来るのかを模索していく。

脇キャラを利用してドラマを盛り上げたような話だった。

矢場久根と馬路須加の生徒の中でも同じ立ち位置にいる人物を
引き合いに出して物語を構成した感じだけど、尺はともかく、
ジャンケンって誰?って感じで、尺は仮にも四天王である立場上
同じレベルで戦っても良いのかという疑問を感じる所だった。

尺の意外性という意味では、チームアンダーを倒した所は
面白かったんだけどね。ジャンケンと接戦を見せたことで、
結局まぁこんな程度かと失望したのも確かだ。

前田の戦う理由が明らかにされた。
自分よりも強い人物に会いに行くという事で、ストリートファ
イターのうたい文句みたいな感じだけど、このドラマの誤って
居る点は、男性を戦いの中に巻き込んでしまっている事だ。

前田が強いという設定は良いとしても、あくまで似たような
女性の立場の間という枠組みにすべきで、上を見たら強い奴
など沢山いるのは明らかな事。引き合いに出すのが既に間違えて
いる。

ナイフで刺した人物が出てきたこともこのドラマではやっては
いけない演出の一つだったけど、その辺は上手くフォローして
いく流れだったかな。

それにしても前田がチンピラと戦うシーンは明らかにスタント
に演じさせていたけど、その辺もどうかと思う。このドラマ
はやはりAKB本人が全てを演じる事に価値があると思うんだけど
ね。

出演
AKB48のみなさん
SKE48のみなさん

ラッパッパ新四天王……学ラン、尺、ゲキカラ、歌舞伎シス
チームホルモン……ヲタ、バンジー、ウナギ、アキチャ、ムクチ
つの字連合……ネズミ、センター他
チームアンダー……アニメ、ジャンボ、ライス、昭和
チームフォンデュ……どっち、ツリー、寒ブリ、年増、レモン


評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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