バラエティ7 ドラマ24 マジすか学園2

企画・原作:秋元康
脚本:鎌田智恵、橋本博行、山岡潤平、山岡真介
プロデューサー:森田昇、露木友規枝、阿比留一彦
石田雄治、椋樹弘尚
監督:豊島圭介
音楽:MOKU(aotsuki)

http://www.tv-tokyo.co.jp/majisuka2/



第12話 青春と気づかないまま
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いざヤバクネとマジ女の全面対決が始まる。
マジ女の生徒達は、ヤバクネの生徒達の人数が想定していた
よりも多いことに気がつく。しかしマジ女の生徒達はみんな
志願兵である事を告げる。
そんな対決の場の外には、警察達が前田が来ないかと張り込み
していた。みなみは前田はヤンキーなので必ず来ると踏んでい
た。

いざ決戦が始まるも、最初は威勢の良かったマジ女も人数に
推され始める。しかしそんな中、怪我して入院中のゲキカラを
初め、ネズミもやってくる。こういう仲間意識は大嫌いだが、
マブダチの為ならば仕方がないとセンターの助太刀に来る。

一体ネズミを何を画策しているのか・・・
捨照護路高校のリーダー・仲俣は、無心だとし、ネズミが人間
になったとするイソップ童話である事を語る。
更に修行していただるまも手羽先を沢山持って現れる。

そんな仲間意識を見て、コイツらの事が羨ましいとみなみは
語る。社会に出たらこんなにマジになる事は無いと。

その頃前田は、優香と優希からほとぼりが冷めるまでこの界隈
に近付くべきではないことを告げられ、航空券で友人の元に
身を隠すよう告げられる。

徐々にマジ女は推され始める。そんな中、マジ女はこんなに
弱かったか?とし格下のヤンキーに手こずっているのではない
という優香・優希、そしてOBのサドやブラック、トリゴヤたち
もやってくる。

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いよいよ両校の全面対決が始まる。
数で優勢のヤバクネが勝つのか、実力のあるマジ女が勝つのか。
そして戦いの場に前田は来るのか。

卒業生を出すのは良いんだけど、喧嘩の場に参戦させるのは
正直かなりナンセンスな感じも受ける。まぁヤンキーとはそう
いうものだと言われればその通りなんだけど、世間一般で
ヤンキーたちが20歳過ぎても後輩達と暴走行為とかしている
姿を見ると、相当バカっぽく見えるしね。

前田の扱いをどうするのかとか、この勝負をどうする事で
決着をつけるのかなど色々と気になる事は多かった。
前田の圧倒的な強さを見せるためには、例え戦ってもシブヤに
圧勝する姿が必要だろうし、今回のように戦わずして勝つと
いうのもその手の一つだったと思う。
ただその場合消化不良を引き起こす可能性も高いんだけどね。

両軍入り乱れていて、殆ど戦闘に於いては何が何だか分からず
色んなメンバーを顔出しさせたくらいの印象しか残らなかった。

警察官達は両校の決闘を黙認していたけど、決闘罪は完全に
違法であり、それを黙認していた警察官達も完全に同罪なん
だけどね。前田だけを逮捕していくという辺りに違和感が
有った。

また前田の存在感を示すのは良いんだけど、センターが
涙するほど感動するシーンなのだろうか。
前田との絡みはかなり中途半端。
騒動を引き起こした張本人のシブヤは結局自分だけ何の傷も
負わず、自己完結のような形で終わる辺りも、かなり消化不良だ。

最終話の小ネタも全くの不振で、ネズミが改心する辺りをイソップ童話
に例える辺りくらいしか面白みはなかった。

このドラマで最大の恩恵を受けたのが横山由依さんかな。
正直このドラマが始まるまで彼女の存在を知らなかった。
そして最大の被害者は板野友美さんか。最悪のキャラで完全にイメージ
が崩れてしまった気がする。

出演
AKB48のみなさん
SKE48のみなさん

ラッパッパ新四天王……学ラン、尺、ゲキカラ、歌舞伎シス
チームホルモン……ヲタ、バンジー、ウナギ、アキチャ、ムクチ
つの字連合……ネズミ、センター他
チームアンダー……アニメ、ジャンボ、ライス、昭和
チームフォンデュ……どっち、ツリー、寒ブリ、年増、レモン
捨照護路高校……仲俣、マリア、アンナ、ミユ、マリコ


評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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