マメシバ一郎
(2011年10月期・テレ玉・金曜21時枠)

プロデューサー:飯塚達介/森角威之
監督:芦塚慎太郎
製作総指揮:吉田尚剛
企画:永森裕二
脚本:永森裕二/亀井亨
脚本協力:アラケン/港岳彦/ 芦塚慎太郎
音楽:野中"まさ"雄一
オープニング曲 『おてんとさま』歌:高橋 直純
エンディング曲 『スブタにパイナップル』歌:盛岡冷麺

http://mameshibaichiro.net/





第3話 ありがとうと言える人は強い人なのだ。
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ライフラインが途絶えた二郎は、電力・水源を確保するために
隣人から拝借する。
翌朝も二郎は隣人から拝借しようとするが、対策が施されて
いた。仕方なく別の場所でそれらを確保できる場所を探すと
近所の店の外に電源が有ることを知る。そこから電源を引っ張
って来て何とか確保するも、その店のバイト人・道場謙太に
見られてしまう。

一方母から生活費を振り込んでいたとのメールを受け、二郎は
一郎の為のエサを買いにペットショップにいく。店員・市村景
虎と久しぶりの対面。馬のアキレス腱がお薦めとの事で購入。

そんな中、二郎の元に陽介がやってくる。
ペットの町としてこの町では町興しを考えていて、その為の
動物動画コンテストが行われるのだという。優勝賞金は10万円。
二郎は現在一日1000円の生活費を受け取っているのだから、
獲得すれば100日分だと言う。

二郎は取りあえず一郎を使って撮影した動画を陽介に見せる。
それは隣人の家の子供用のプールに入る一郎の姿。しかし
そこの主人に見つかり追い出されるというもの。犯罪スレスレ
だとして、こんな動画は出せないのではないかと告げる。

そんな中、先ほどの店の男性・道場謙太がやってくる。
彼は店は閉店になるために、飼っていたペットの猫を預かって
欲しいという物だった。

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母親は二郎を何とか引きこもりから脱するために色々と試練を
与えていく。全ては二郎が自活出来るまでの道筋を立てようと
するもの。そんな中、二郎は生活費に苦しみながらも、金策
の為に試行錯誤していく。

一人暮らしであるならばペットなどの存在は欠かせない存在
だけど、一人暮らしであるのと同時に職が無くて貧乏で有るの
ならば、ペットを飼うのはちょっと大変だね。

さて二郎の得意分野を活かした展開が次々と舞い込んでくる。

人間誰でも何か取り柄は有るであろう事で、二郎が得意なのは
パソコンの操作と、カメラ/動画のテクニック。そして得意の
話術・突っ込みである。

若者ニートや引きこもりの多くは、パソコンに精通している
であろう事を想定して、上手くそこから脱出する手段を導いた
展開である事で、一つの妙案を提示していく。

今時の動画編集は素人でも簡単かつプロの作り手が作ったよう
に作れるのが特徴だけど、どちらかというと二郎は、見栄えを
良くした動画というよりも、素材を上手く活かして、セリフを
行動に当てはめる・脚本家演出家タイプって感じがするね。

一郎を使った動画はどれも可愛らしいし、猫まで加わった事で
複雑な描写が予想されるも上手くシンプルにまとめている
感じがする。

芝二郎 …… 佐藤二朗 (無職の中年ニート)
北条由紀 …… 美波 (動物ボランティア)
一郎 …… 一郎 (マメシバ)
財部陽介 …… 高橋洋 (二郎の親戚 郵便局員)
市村景虎 …… 高橋直純 (ペットショップ店員)

芝富子 …… 角替和枝 (二郎の叔母)
芝重男 …… 志賀廣太郎 (二郎の叔父)
芝鞠子 …… 藤田弓子 (二郎の母)

道場謙太 …… 椎野翔一

君野夢真


評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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