マメシバ一郎
(2011年10月期・テレ玉・金曜21時枠)

プロデューサー:飯塚達介/森角威之
監督:芦塚慎太郎
製作総指揮:吉田尚剛
企画:永森裕二
脚本:永森裕二/亀井亨
脚本協力:アラケン/港岳彦/ 芦塚慎太郎
音楽:野中"まさ"雄一
オープニング曲 『おてんとさま』歌:高橋 直純
エンディング曲 『スブタにパイナップル』歌:盛岡冷麺

http://mameshibaichiro.net/





第4話 人に何かをしてあげるなんて一生無いと思っていたのだ。
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二郎は動物動画コンテストの件を知り、早速撮影を開始する
中、電源を借りた件で牛乳屋から猫を手渡されることになる。
動画を撮り里親捜しをする。

二郎はこの日も二匹の犬・リオとモコの里親捜しのために
撮影を行う。ADは由紀、二郎は撮影監督という立場である。
二郎は由紀に色々と指示を出す。
二郎が撮影した里親募集のビデオはこれまでに3件になるが、
3件とも評判で里親が見つかっていた。
由紀はボランティア団体からも感謝されているとしてとても
喜び、犬が苦手だった彼女も随分慣れてきていた。

陽介がやってくると、撮影ばかりして依然として仕事をしてい
ない二郎に対して、母・鞠子との約束はどうなったのかと尋ね
ると、由紀がメールで上手いこと話してくれるので、生活費に
関しては順調だと告げる。

二郎は里親募集用のビデオ"誰かに扶養されたい"を撮影すると
子供ビールで、乾杯する。陽介から動物動画コンテストの件で
二郎が猫とイチロウと撮影した動画が現在二位になっている
事を聞かされる。一位は子猫を使った物で、やはり赤ちゃん
もののビデオは強いという。それを聞いていた由紀は、そうい
う事で金を儲けようとするのは良くないとして、二郎のして
いることにショックを受ける。

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動物動画撮影が二郎にとっての才能であり武器になると分かる
と、身寄りのないペットの里親募集の動画広告を作成していく。
そして町興しの動物動画コンテストにも応募していくが・・

今まで親から与えられる事が当然だとする認識のあった二郎
が与える立場へと転身。

人に譲る行動を取った二郎の行動だけど、これまでにも何気に
困っている人を助けていたし、態度からはなかなか見てとれない
二郎の人柄を見せる話だった。

こういっては何だけど、譲る程の余裕が有るのかどうかという
問題と、動画コンテストを金儲けの手段とすることを由紀から
非難される筋合いも無い感じがする。

動画を見るだけで彼女自身の動物と接するときの表情をくみ取
ってしまう辺り、二郎の人を見る目の確かさみたいなものを
感じたし、由紀から伝わってきたタスキを今回の女性・しのぶ
に伝えた事で、上手く由紀自身の存在感も描かれたし、ペットと
人のあり方も上手く伝えられたのではないか。

芝二郎 …… 佐藤二朗 (無職の中年ニート)
北条由紀 …… 美波 (動物ボランティア)
一郎 …… 一郎 (マメシバ)
財部陽介 …… 高橋洋 (二郎の親戚 郵便局員)
市村景虎 …… 高橋直純 (ペットショップ店員)

芝富子 …… 角替和枝 (二郎の叔母)
芝重男 …… 志賀廣太郎 (二郎の叔父)
芝鞠子 …… 藤田弓子 (二郎の母)


笹崎しのぶ …… 中丸シオン

マーガレット北村


評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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