マメシバ一郎
(2011年10月期・テレ玉・金曜21時枠)

プロデューサー:飯塚達介/森角威之
監督:芦塚慎太郎
製作総指揮:吉田尚剛
企画:永森裕二
脚本:永森裕二/亀井亨
脚本協力:アラケン/港岳彦/ 芦塚慎太郎
音楽:野中"まさ"雄一
オープニング曲 『おてんとさま』歌:高橋 直純
エンディング曲 『スブタにパイナップル』歌:盛岡冷麺

http://mameshibaichiro.net/





第5話 大人と子供の境界線は有るようで無いのだ。
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二郎はクーラーの利いた涼しい部屋で寝ていると陽介がやって
くる。客が来ているというので見てみると、そこには清瀬楓と
言う少女が大型犬種・オールド・イングリッシュ・シープドッ
グのユニオンを連れて立っていた。由紀と待ち合わせしている
が15分早く到着してしまったという彼女は、二郎に母親からと
告げバームクーヘンを手渡す。それを見た二郎は一体狙いは
何だ?と楓を凝視する。楓はこの犬をどうしても手放さなければ
ならず、保健所に連れて行くのではなく里親に渡したいとの
事だった。何で手放すのか?と尋ねるも少女は俯いたまま話さず
二郎は複雑な事情を察して、里親捜しならば任せろと早速
ビデオカメラを回し始める。
由紀を助手にしてユニオンを撮影し始めるが、犬は大人しくて
まったく動こうとしない。どうすれば動くのかと考えた挙げ句
近くに楓を立たせてじゃれ合わせようとするが、それでも
全く動かない。楓は帰る事を告げ、私が一緒だとユニオンは
なかなか頑張れないのだという。明日また迎えに来るというが。
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清瀬楓からの依頼で犬の里親募集のビテオを作成するが、
何処か少女の様子がおかしい事に気がつく。何も喋らない
少女は、二郎から借りたビデオカメラの中に有るメッセージを
吹き込んでいた。

声に出来ない辛さ。人は犬よりも何かを伝えるのが下手なのか。

この子の母親、犬が言うことを利かないとするけど、この犬
滅茶苦茶大人しいぞ。動かない事は言うことを利かないと同義
なのかはともかくとして、犬の無言のアピールがまた何とも
言えないものがあった。

久しぶりに重男さんが登場した気がする。
バームクーヘンと食事一回ってなんか不平等な気がするが、
オムライスと称して炒り卵が出てくる。せめてケチャップ
ご飯にでもすればそれなりに見栄えも良くなりそうだが・・

フラダンス教室の慰安旅行。
重男さんは料理も作れないから妻に旅行に行かれると困る
のだろうか?あの料理を見たら確かにその通りかも知れない
けど、重男さんも暇しているならば二郎の家で過ごせば良い
んじゃないかって気もする。

芝二郎 …… 佐藤二朗 (無職の中年ニート)
北条由紀 …… 美波 (動物ボランティア)
一郎 …… 一郎 (マメシバ)
財部陽介 …… 高橋洋 (二郎の親戚 郵便局員)
市村景虎 …… 高橋直純 (ペットショップ店員)

芝富子 …… 角替和枝 (二郎の叔母)
芝重男 …… 志賀廣太郎 (二郎の叔父)
芝鞠子 …… 藤田弓子 (二郎の母)


清瀬楓 …… 米山実来


評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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