マメシバ一郎
(2011年10月期・テレ玉・金曜21時枠)

プロデューサー:飯塚達介/森角威之
監督:芦塚慎太郎
製作総指揮:吉田尚剛
企画:永森裕二
脚本:永森裕二/亀井亨
脚本協力:アラケン/港岳彦/ 芦塚慎太郎
音楽:野中"まさ"雄一
オープニング曲 『おてんとさま』歌:高橋 直純
エンディング曲 『スブタにパイナップル』歌:盛岡冷麺

http://mameshibaichiro.net/





第7話 大事なものは失ってみないとわからないのだ。
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二郎は淡々と母の課題をこなして、毎日1000円ずつの振り込み
を確認していく。
そんな中、芝家の庭には一人の少年が現れる。
一郎に餌をあげる姿。一郎が相当馴れているところを見ると
初めてではないと感じる。二郎は何か用なのか?と尋ねるが
何も話さず居なくなる。

二郎は皿を持って重男の家に行く。
未だに叔母は旅行中で重男はパンツの置き場も分からず困って
いる始末。二郎は単刀直入に、カレーライスを作り置きして
いるハズなのでそれをもらいに来た事を告げるが、重男からは
例え有っても挙げないという。二郎は洗い立てのパンツを提供
するという事でなんとか物々交換でカレーライスを手に入れる
事になる。

そんな中、由紀に連れられて一人の男・日比谷が犬を連れて
やってくる。話に聞くと日比谷は目が見えず、連れてきてい
るラブラドール犬は盲導犬として訓練された犬だという。
盲導犬の里親を捜して欲しいと言われ、ただし里親は自分が
実際にあって決めるという。既に盲導犬として新しい犬は手配
済みだという日比谷。二郎は依頼を引き受けてもメリットが
無いとして断るが、成功すれば10万円を出すと言われる。

二郎はペットショップに行きラブラドール犬・ライラの食料
を買いに行くと店員から、その犬種は人気があるのですぐに
里親は見つかるのではないかという。
早速帰宅すると撮影を開始するが、一郎がフレームの中に
入ってエサを食べてしまい邪魔だった。ADの由紀に一郎を
フレームアウトさせるよう命令するが、なかなか上手く行かな
い。しかもライラは買ってきた食料に口を付けようとはしなか
った。

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突然盲導犬の里親を見つけて欲しいという依頼が来る中で
二郎の家に度々一郎のためのエサを持って現れる少年の
姿があった。
牛乳屋が閉店したことで再び二郎家のライフラインは遮断され
てしまう。

盲導犬に対してその主人は、あまり必要以上に甘やかせては
いけないものなのか。
可愛がりたい気持ちもよく分かるし、なんとも複雑。
ただ盲導犬を私物化して勝手に里親を捜すという行為は
可能なのかなと思うところもあり、今後どうなっていくのか。

重男と二郎、この二人、ずっと家にいるのだから仲良くなり
そうな関係に見えるが、重男は意外と二郎に冷たい一面があり、
パンツ一枚で魂を売り渡す心境だと語る二郎とのやりとり
が笑える。

子供が座敷童であり、二郎に似ていると語る辺りも、なんと
なく笑ってしまった。

前回の娘のエピソードと同様に元の飼い主に犬は戻っていく
のだろうけど、やはり主人からしかご飯を食べないという事実
を発端にして関係を正常させていくのかな。

芝二郎 …… 佐藤二朗 (無職の中年ニート)
北条由紀 …… 美波 (動物ボランティア)
一郎 …… 一郎 (マメシバ)
財部陽介 …… 高橋洋 (二郎の親戚 郵便局員)
市村景虎 …… 高橋直純 (ペットショップ店員)

芝富子 …… 角替和枝 (二郎の叔母)
芝重男 …… 志賀廣太郎 (二郎の叔父)
芝鞠子 …… 藤田弓子 (二郎の母)


鮫島勝也 …… 渋谷樹生
日比谷九州男 …… 綾田俊樹


評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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