マメシバ一郎
(2011年10月期・テレ玉・金曜21時枠)

プロデューサー:飯塚達介/森角威之
監督:芦塚慎太郎
製作総指揮:吉田尚剛
企画:永森裕二
脚本:永森裕二/亀井亨
脚本協力:アラケン/港岳彦/ 芦塚慎太郎
音楽:野中"まさ"雄一
オープニング曲 『おてんとさま』歌:高橋 直純
エンディング曲 『スブタにパイナップル』歌:盛岡冷麺

http://mameshibaichiro.net/





第8話 一度閉じた扉を開くにはたくさんの力がいるのだ。
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盲導犬の里親捜しのビデオ撮影を依頼される中、電源を借りて
いた牛乳店が閉店になり、完全にライフラインを遮断されて
しまう芝家。夏の暑い状況の中で、クーラーが付かない上に
一郎が二郎の前から居なくなってしまう。クーラーも付けられ
ない甲斐性の無い主人に呆れて家を出て行ったのか。
陽介と由紀は、部屋に引きこもる二郎を心配して、一緒に探そ
うという。由紀は一郎を探す為にポスターを作成し、一郎の臭い
を辿るために犬のあずきを二郎の元に連れてくる。

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今まで全く意識していなかったが、一郎が居なくなった事で
二郎は気にしていない素振りを見せながらも徐々に不安を募ら
せていく。

二郎の屁理屈とも的確とも言える指摘・話術に見取れている
ウチに、すぐにドラマの放映時間が終わってしまう感覚が有る。

今回の展開はこれまで以上に何するというものでもなかった
し、犬の事を庭にいた少年が持ち去ったであろう事はすぐに
分かっていたけど、二郎ワールドを見ているだけで面白いもの
が有るね。

失ってみて初めて気がつく大事な物の存在って感じで、一郎も
少年の手から離れて戻る機会が有ったにもかかわらず、また
少年の手に戻ってしまった。
過去の動画の閲覧シーンなどを見ていると早くも総集編的内容なの
かと思わせる作りだったけど、如何に二郎が一郎を愛しているのか
が伝わってくる。

今回あずき犬が少年の物だと思われる名札を見つけた。
やはりこの少年、同級生から虐めを受けて名札とか捨てられてしま
ったのだろうかと色々と想像させられるものが有るが、突拍子もない
ところで少年のアイテムを見つけていく辺り、シーズン1のわらしべ
長者の時のようなエピソードを思い出すな。

なんとなくオープニングの映像に穂花さんらしき人物が写って
いる気がするのだけど、一体誰なんだろう。

芝二郎 …… 佐藤二朗 (無職の中年ニート)
北条由紀 …… 美波 (動物ボランティア)
一郎 …… 一郎 (マメシバ)
財部陽介 …… 高橋洋 (二郎の親戚 郵便局員)
市村景虎 …… 高橋直純 (ペットショップ店員)

芝富子 …… 角替和枝 (二郎の叔母)
芝重男 …… 志賀廣太郎 (二郎の叔父)
芝鞠子 …… 藤田弓子 (二郎の母)


鮫島勝也 …… 渋谷樹生
日比谷九州男 …… 綾田俊樹

デリシャス中尾


評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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