マメシバ一郎
(2011年10月期・テレ玉・金曜21時枠)

プロデューサー:飯塚達介/森角威之
監督:芦塚慎太郎
製作総指揮:吉田尚剛
企画:永森裕二
脚本:永森裕二/亀井亨
脚本協力:アラケン/港岳彦/ 芦塚慎太郎
音楽:野中"まさ"雄一
オープニング曲 『おてんとさま』歌:高橋 直純
エンディング曲 『スブタにパイナップル』歌:盛岡冷麺

http://mameshibaichiro.net/





第9話 正しい答えは時折、見えなくなるのだ。
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一郎を連れ去った犯人が分かるも、一郎は自分の意思で戻らな
かった事を知った二郎は連れ戻すことが出来ずにいた。
その事を知った由紀は何故取り戻さないのかと激怒。
家は分かっているとして、住所の書いたメモを見せると、由紀
は自分が取り戻してくると告げる。

そんな折り、日比谷がライラを連れてやってくる。
ライラはご主人が居ないと全く動かないように訓練されていた
のである。そこで日比谷が命令し一緒に遊べば、ライラの元気
な姿が撮影できるのではないかと考えたのである。
撮影は開始されるが、日比谷は二郎が元気が無いことに気がつ
く。
二郎によると、日比谷とライラの仲があまりに良すぎるために、
里親としてライラを貰う人が、日比谷の事を心配して負担になる
のではないかと告げる。しかし日比谷は、明日でこの一件には
決着をつけると語る。

一方由紀は犬を取り返しに行くが、その家のお手伝いさんに
よって阻止される。一郎が子供に盗まれた事を訴えるも、
鮫島勝也自身は一郎を連れて部屋に閉じこもってしまうのだっ
た。

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二郎は一郎が自らの意思で環境の良い家族・主人の下に言った
のだと感じて、一郎を取り戻せずに居る中、日比谷と盲導犬
の関係を見て、何かを掴んでいく。

犬にとって幸せな環境とは何かという事を考えさせると共に、
誰かの世話をすることの喜び、悲しみ、苦労などの一端を
感じさせるものが有ったのでは無かろうか。

日比谷が犬を里親に出す事への気持ちがもう少し前面に出て
いると良かったのかな。
背景にガンなり不治の病なりの理由付けでもしてあれば、早急
に飼い主を見つける事への気持ちの葛藤などが分かりやすい
けど、この時期に盲導犬を手放して生きていけるのかという
不安の方が気になってしまう。

鮫島勝也くんは、齋藤家に居るけど、養子とか何か訳あり
の家族だったのかな。

オフィシャルの方にクレジットが有るけど、やっぱりオープ
ニングですれ違う美女役の女性は獣医役の穂花さんなのね。

芝二郎 …… 佐藤二朗 (無職の中年ニート)
北条由紀 …… 美波 (動物ボランティア)
一郎 …… 一郎 (マメシバ)
財部陽介 …… 高橋洋 (二郎の親戚 郵便局員)
市村景虎 …… 高橋直純 (ペットショップ店員)

芝富子 …… 角替和枝 (二郎の叔母)
芝重男 …… 志賀廣太郎 (二郎の叔父)
芝鞠子 …… 藤田弓子 (二郎の母)


鮫島勝也 …… 渋谷樹生 (座敷童)
日比谷九州男 …… 綾田俊樹 (盲目の老人)
横山ミキ …… 塩澤葉子 (お手伝いさん)


評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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