美咲ナンバーワン！！ (2011年1月期・日テレ・水曜22時枠) 演出／大谷太郎(1)(2)、森雅広、石尾純 脚本／江頭美智留(1)(2)、松田裕子 プロデューサー／加藤正俊、三上絵里子 http://www.ntv.co.jp/misaki/

第2話 No.1の課外授業!!
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美咲は六本木のキャバクラで働く中、教頭の鶴橋と天満に
見つかり首を宣告される。しかしそれは夢だった。

教師になって一週間が過ぎる。
急いで着替えるといつものように生徒に学校に来るよう、生徒
たちがいる場所をくまなく探して声を掛ける。
六本木でNO.1を取った彼女にとって余裕と思って居たが、実際
には困難を極める。しかし教室を生徒でいっぱいにすると決意
するのだった。

美咲は生徒達に一人一人声を掛ける。
学食のメニューが新しくなったとか色々と訴えるが効果無し。
5人組を見かけて声を掛けるも、学校ではオチこぼれは簡単に
切り捨てるとして一切話を聞こうとしない。しかし桜井唯だけ
は少し違った反応を見せる。あの人がこれまでの教師と同じと
は限らないと、仲間達に告げる。

美咲は出勤するもね教頭達から指摘されるのは、彼女の服装
だった。三国は似合っている事を呟くが、教頭の手前大きな声
でそれを言うことは出来なかった。
教頭は美咲に、まだ生徒達に声を掛けて回っているのか?と問わ
れ、自ら学ぶ意思のないものはこの学校では要らないと告げら
れる。
美咲は憤怒するが、それを聞いていた校長の玉造から、教頭に
は負けないでと告げられる。六本木でNO.1になった貴方ならば
生徒達の心を動かせると。

教室に行く美咲はやっぱり生徒が来ていない事に悲しむ。
しかし渡辺を皮切りにして、平野や安藤、田辺、島本、山田
など次々と教室に入ってくる。毎日ウチに来られるのも周りに
迷惑だという。桜井もまたやってくる。暇だから来たのだと
いうが・・・

一週間後には4人の生徒を除いては、全ての生徒が教室にやっ
てくる。それを見た三国は流石NO.1だと呟く。
美咲は生徒達に、みんなの事を知りたいのでアンケートに答えて
くれと配る。

そんな中、残りの生徒、九条和真、湊亮介、長瀬恭太郎、星田
勇斗だけは依然として学校に来なかった。
九条は自販機でジュースを飲もうとするも、金を入れたのに
ジュースが出てこず、自販機に当たる。その姿を店の店主・佐藤
に見られ、若い奴はすぐに切れるだの、御堂の生徒も落ちた
だの、親が泣いているだの、ろくでも無い人生を送ると言われ
逆上した湊亮介が佐藤のことを殴ってしまう。佐藤は学校に
抗議に来ると、生徒の謝罪がなければ警察に通報すると警告する。
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美咲は全く出席してこない2年Z組の生徒たちに一人一人声を
掛けていく。その効果も有って、徐々に教室には生徒が集まり
4人の生徒を除いてクラスは生徒で溢れるようになる。

今回のドラマを見て意外なのは、早くも全員がクラスに集まった
事。そして美咲の切り札でもあるキャバ嬢である事実を4人の
生徒に伝えたことだ。
相手とガチで向き合うためには、自分の腹の中も見せなければ
ならないとするジレンマが有るにせよ、信頼を寄せるために
秘密を告白したこと自体は上手い方法ではあった。

ただ正直、美咲の事情と生徒たちの事情は一人として被って
いない訳で、それを一緒くたに扱う事への違和感は感じる。
またキャバクラに連れて行った事でもう少し何らかのエピソード
が有るのかと思ったけど、連れて行くこと自体に意味合いを
持たせたし、派手なパフォーマンスが有るわけではないところ
は好感が持てる。

「ごくせん」の様な暴力が封じ手の中、美咲のスキルが何なの
か。
親の背中を見て子供は育つというけれど、美咲が謝罪する姿を
見せる事で生徒たちに罪悪感を持たせることは良いとしても、
正直簡単に相手の気持ちが分かるとか、分かろうとするとか、
その辺はちょっと歯が浮くような展開で、コミック的展開かな。

酷い言葉を掛けられる以前に自分たちが酷いことをしている
訳で、そんな生徒達が学校は敵みたいな主張の中で悪さを
繰り返すことでの幼児性が何とも言えないものがあるな。

4人の生徒たち、特に大野拓朗くんは髪型も個性的で格好良いね。
「Q10」に出演したアミューズの賀来賢人くんにどことなく
雰囲気が似てる。

宇梶さんが殴られ役だけど、現実あの場面に遭遇したら宇梶さん
のフルボッコモードが突入しそうだな。