マッスルガール
(2011年4月期・TBS・火曜24時枠)

脚本:村上桃子(1)、山岡潤平(2)
演出:水村秀雄(1)(2)、本多繁勝、深迫康之
企画:志村彰、黒岩利之、竹園元
女子プロレス協力:アイスリボン、JWP女子プロレス
プロデューサー:甲斐直樹、妻鹿勇人、高橋史典、関川友理

主題歌:FTisland「ハルカ」
挿入歌:FTisland「いつか」

http://www.mbs.jp/muscle-g/



第2話 
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白鳥プロレスの梓に突然臨時レフリーの仕事をさせられたジオ
は、終わった後、母が残したメモを頼りに東京に渡った母の
様子を見に行くと、町中で買い物袋をぶらさげている母・スン
ジャの姿を目撃する。しかし追いかけるもすぐに踏切で見失っ
てしまう。

一方ジホの事務所では彼が居なくなったことでテレビ局からの
問い合わせが殺到していた。社長の黒金は取りあえず病気だと
いう事にする。

白鳥プロレスのレスラーたちは、団体の借金を返済する為に
大会での優勝に向けて練習を重ねる。しかしキム(ジホ)は
一体何処に行ったのか。私たちを助けては颯爽と去っていく
所は格好良いが、次の試合のレフリーはどうするのか?。

ジホは色々と母親を捜して町中を駆けずり回る中、梓もレフリー
を探して電話で調べて回る。
そんな中、練習場に郷原とスカルがやってくる。梓は三ヶ月
後まで返済は待ってくれる事を約束したとするが、郷原は
その約束も団体を維持できなければ意味がないとし、昨日居た
レフリーが居ないことを指摘。梓は必死に探している事を告げる
が・・・スカルは根回ししてレフリーが見つからないように
している事を郷原に耳打ちする。

そんな中、学校代わりのつかさが土手に座っているジホの姿
を目撃する。話しかけると、河を見る度に故郷の漢江の姿を
思い出すという。そこでは母親と一緒に散歩した想い出がある
と語る。父は居なく、母は日本に渡った事を聞き出すと、つかさ
は行くところがなければまた白鳥プロレスに戻ってこないか
と彼を誘う。

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白鳥プロレスでは借金を返済すべく始動する。
そんな中、レフリーをしてくれたジホに個人的な事情が存在
している事を知る。それを知った梓達は家族としての絆を
訴えていく。

韓国と印象はドラマの影響で完全に母と息子の構図が定着した
感じ。
母親のために子供は一生の忠誠を誓うとばかりに、大切に思
い逢う家族の姿があり、その形は徹底されている。
いたわり合う家族が何故離ればなれになったのか。

楽しい事を共有するのはもちろん辛いときも同時に分かち合う
関係こそ家族であるとの主張は、特に韓国に限った物でもない
けれど、僅か一話のエピソードの中でも、家族としての関係は
それなりに結ばれている事もあって、絆を前面に出して主張
していくのも悪くはない。

ジホの正体をプロレスラーたちが知らない所は、一つの興味
として写るが、既にばれそうな雰囲気だし、家族としての形
は果たしてどうなっていくのか。

向日葵が郷原に寝返っている事は、金銭的なものなのかも
しれないけれど、情報といっても大したものではないし、
レフリーなんて資格が要らないのであれば、別に誰に拘る
必要もない。そこら辺にいる人物に試合の時だけ頼んでも
良いことだし、最悪梓がレフリングをすれば良いと思う。

白鳥梓 …… 市川由衣 (女子プロレス団体「白鳥プロレス」社長)
ユ・ジホ …… イ・ホンギ (即席レフェリー)
須藤つかさ …… 山本ひかる (現役女子高校生レスラー)
向日葵 …… 赤井沙希 (レスラー「ビッグデビル」)
星薫 …… 志田光 (暴れ馬のプロレスラー)
魚沼まい …… 亜耶バネッサ (レスラー・リーダー格)
郷原光司 …… 水上剣星 (プロレス団体「青薔薇軍」の経営者)
スカル杏子 …… こいけけいこ (「青薔薇軍」所属のレスラー)
黒金信義 …… 桑野信義 (芸能事務所社長)
梓の父親 …… 越中詩郎
イ・スンジャ …… 黒田福美 (ジホの母親)
牛田 …… 椿木琴乃 (牛丼"すき屋"の店員)


島津健太郎、足立かりん、三上竜平


評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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