マッスルガール (2011年4月期・TBS・火曜24時枠) 脚本：村上桃子(1)(3)(6)、山岡潤平(2)(4)(5) 演出：水村秀雄(1)(2)(3)、本多繁勝(4)(5)、深迫康之(6) 企画：志村彰、黒岩利之、竹園元 女子プロレス協力：アイスリボン、JWP女子プロレス プロデューサー：甲斐直樹、妻鹿勇人、高橋史典、関川友理 主題歌：FTisland「ハルカ」 挿入歌：FTisland「いつか」 http://www.mbs.jp/muscle-g/

第6話 
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梓はジホと買い物に行く。
同じく買い物しているカップルを見て羨ましそうに眺める。
ジホは眼鏡市場を覗くと梓に合いそうな眼鏡を見つけ彼女に
プレゼントする。いつもお世話になっているお礼だという。

つかさは薫とスパーリングする中で、大事にしていたシュシュ
が切れてしまう。何か不吉な予感がすると呟く。

そんな中、つかさの誕生日を翌日に控えて、梓は明日の対戦
のメインはつかさにすることを発表する。バースデイマッチと
称して大々的につかさをフューチャーするという彼女。
まだ一勝もしていない私なんかがメインで良いのか?と尋ねると
三年間頑張ってきたから大丈夫だと語る。

盛り上がっている中、プロレスの道場につかさの母・須藤トキ
コが突然現れる。ヒョウ柄の服に身を包んだ彼女。それを見た
つかさは今更何をしに来たのかと激怒し、新しい男はどうした
のか?と問うと、別れたという。そして暫くお世話になるとの
事だった。

トキコは今日の食事は私が作るという。
しかし実際に出されたのは、スナック菓子。ここは貴方が勤め
ているスナックとは違うとして激怒。トキコが寝た頃を見計らい
みんなですき屋に食事を取りに行く。
母は周りの迷惑を考えない人だとして、明日には追い返すと
告げるつかさ。いつも酒とタバコと、店に来る男を取っ替え
引っ返しているという。あんなの母親ではないというと、母が
出て行ったジホは、どんな母でも母親に変わりない事を告げる。
そしてそんなことを言ってはダメだと告げるが・・・

翌日つかさが大事にしていたシュシュを母に捨てられたことで
つかさの堪忍袋の緒は切れてしまう。
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つかさの誕生日が近付く中で、突然つかさの母・トキコが
道場に現れる。今まで母親らしい振る舞いをしてこなかった
母に対して、つかさは嫌悪感を示していく。

ジホが母親と離れた関係にある状況を上手く利用して、説得
するという展開だった。

つかさがまだ一度も勝利していない選手だと母親が知っていた
事で、これまで娘の活躍をそれなりに見守っていたのであろう
事が伺える。ドラマとしては、もう少し母親が子育てを放棄して
いるようでいて、実は娘のことを見守っているという様な
気持ちのこもった何かが欲しかったと思う。

ベタな展開だけどシュシュが幼い頃の母親からのプレゼント
だとしても良かったのではないか。

つかさの居場所がこの場所にあることを、他のレスラーと同様
に示す意味ではとても伝わってくる物があるし、それだから
こそ守るべきものだと実感させていく辺りも良くできていると
思う。