南極大陸 〜神の領域に挑んだ男と犬の物語〜 (2011年10月期・フジ・日曜21時枠) 原案 - 北村泰一 「南極越冬隊タロジロの真実」〈小学館刊〉 脚本 - いずみ吉紘 音楽 - ��見優、吉川慶 プロデュース - 石丸彰彦、伊與田英徳、山田康裕 演出 - 福澤克雄 中島みゆき「荒野より」 http://www.tbs.co.jp/nankyokutairiku/

第9話 終幕へ…奇跡が起きる！
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犬たちを連れ戻すことは出来ず、犬の飼い主達に一人ずつ回っ
て謝罪する倉持。倉持は白崎や星野に対してなんとかして
もう一度南極にいって、犬たちを連れ戻したいと訴える。
白崎の必死の訴えで、第三次南極観察隊が組織されることに
なるが、一次・二次に参加した隊員は原則として選考基準には
含まれない事が決定するのだった。

演出的には前回とほぼ一緒で代わり映えがしない印象が有る。
犬のカットはサバイバルを演出しているのかも知れないけど
前回とほぼ同じだね。

犬の映像に関しても、細かくチェックしている人であれば、
あの犬は現在どうしているのか?みたいな消息を気にする興味
が生まれるのかも知れないが、結果的にタロとジロだけに
なる事は明らかなので、それ程のドラマが有るとも思えない。
犬が流氷に流されてしまうという辺りが最大の見せ場だった
だろうか。映画版でも確かこのシーンあったような・・・

また日本に於いても倉持が第三次に参加するのは明らかだろう
し、、大蔵省の役人である氷室の口添えが有るのであろう事
もそれなりに想定できない訳ではないので、ちょっぴりドラマ
としては味気ない感じがした。

ただ美雪との関係に於いては、少しだけ進展した事もあり、
視聴者の望むような形になったのでは無かろうか。

今回もまた違和感のあるように延長放送だった事を考えると、
視聴率を盛り返すために、予め出来ていたマスターテープに
対して、数字の取れる芦田愛菜ちゃんたちのカットを新たに
挿入したのではないのかと疑ってしまうね。