謎解きはディナーのあとで
(2011年10月期・フジ・火曜21時枠)

原作:東川篤哉「謎解きはディナーのあとで」
脚本:黒岩勉
音楽:菅野祐悟
プロデュース:永井麗子
演出:土方政人(1)(2)(5)(8)、石川淳一(3)(4)(7)、村谷嘉則(6)
主題歌:倖田來未「Love Me Back」
主題歌:嵐 「迷宮ラブソング」

http://www.fujitv.co.jp/nazotoki/index.html





第8話 殺意のパーティーへようこそ!!
--------------------------------------------------------

--------------------------------------------------------

麗子は聖雅学院大附属高校時代に出会い、大学でも同じゼミ
生だった歌舞伎役者で俳優の松五郎の刑事ドラマ制作発表
パーティーに招待される。そこで松五郎の実姉の手代木瑞穂が
何者かによって番組セットによって怪我をさせられる事件が
発生する。幸い大事には至らなかったが、瑞穂によると何処か
で見たことがある人物で、赤いドレスに赤い宝石をした女性
にやられた事を語る。

影山と麗子のやりとりはそれなりに面白く出来ているし、
色々とパターンを入れ替えして面白く見せようとしている努力
は見られるのだが、物証があまりに少ない上に、友人とは名ば
かりの単なる同級生とのやりとりの中から無理矢理ドラマを
作った程度のシナリオっぽさを感じる。

タマちゃんの勘違いを9年間引っ張り続けたというあり得ない
度が凄かったし、雛子は何故麗子にラブレターを託した
のかという説得力も無かった。

示し合わせたようにみんな似たような真っ赤なドレス一色。
この人たちが横一線で捜査線上の容疑者になるのだろうなと
思って見ていたらまさにそんな感じ。

ドラマでは日本人としての癖やら礼儀などを描きたかったのか。

アレキサンドライトの特性を盛り込むのは良いとしても
石言葉(秘めた想い)なんて正直とって付けたようなもので、
容疑者が意図して身につけていたとも思えないしね。

風祭と麗子の関係も、風祭の盲目度が凄すぎる。
これ意図的に麗子の事を別人に例えていて、後でサプライズ
が有るって手法でしょう?

影山 …… 櫻井翔 (後任の執事)
宝生麗子 …… 北川景子 (大財閥『宝生グループ』の一人娘)
風祭京一郎 …… 椎名桔平 (国立署の刑事)
並木誠一 …… 野間口徹 (国立署の刑事)
山繁悟 …… 中村靖日 (国立署の刑事)
宗森あずみ …… 岡本杏理 (国立署の刑事)
江尻由香 …… 田中こなつ (国立署の刑事)
麗子の幼少期 …… 伊東心愛


染田松五郎 …… 福士誠治 (歌舞伎役者、麗子の2年先輩、玉乃屋)
森雛子 …… 早織 (父親が商社、一年生の秋に転校してきた)
桐生院綾華 …… 岩佐真悠子 (桐生院財閥令嬢)
宮本夏希 …… 森カンナ (親が医者)
木崎麻衣 …… 平愛梨 (両親がそれぞれ書道家・日本画家)
手代木瑞穂 …… 笛木優子 (松五郎の姉)
永瀬千秋 …… 入山法子 (モデル)
西山珠樹 …… 浅利陽介 (松五郎のマネージャー)

上村愛香、野貴葵、綾部祐二


評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

inserted by FC2 system