俺の空 〜刑事編〜 (2011年10月期・TV朝日・日曜23時枠) 原作：本宮ひろ志 脚本：深沢正樹 音楽：仲西匡 エクゼクティブプロデューサー：五十嵐文郎 プロデューサー：横地郁英、遠田孝一・山本喜彦 演出：小松隆志・大塚徹、田村直己 主題歌：EXILE「Beautiful Life」 http://www.tv-asahi.co.jp/orenosora/

第2話 美人ＯＬ失踪殺人…富豪刑事の名推理！！
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前田の供述により、暴力団・龍星組か主催者となり女性のオー
クションが行われている事を知る。本庁に協力の要請を求め
ようとするが、上司の神田から裏付け捜査をしてからだと言わ
れ、安田は前田の供述に嘘がないかを知るために、龍星組の
フロント企業である龍星興業を尋ねる。
しかし小宮に止められ、敵に手の内を見せるような捜査は
するなと言われる。

一平が刑事として何をすべきなのかという事を掴んでいくと
共に、小宮という刑事の生き様を見て、一つ勉強になるといっ
た展開が用意される。

ドラマとしては大物強面俳優が頑張っている印象は有るが、
今のご時世、あれだけ決定的な現場を押さえていたにもかか
わらず、捕まえることが出来ないというのは、政治が関わって
いるとはいえ、流石に相当な違和感がある。

女性が多数この界隈で居なくなる事件が多発しているにも
関わらずマル棒の機能は殆ど果たしていないし、小宮が民友党
の幹事長だとしり、手を引いてしまう辺りの経緯も全く理解が
出来ない。22人分の生活を背負っているとはいえ、この状況に
於けるもみ消しなど出来るわけもないし、金が無制限に使える
ならば、安田が捜査官の給料を払ってやれば良いと小一時間。

安田と真弓が恋人として潜入しようとする流れがあったけど、
それが上手く機能したシーンは皆無であり、、ただ入り口で
止められて暴れ始めた事が合図となるというお粗末な状況だ
った。

唯一このドラマの中で興味深い要素としては、安田が財閥の
御曹司である事を真弓や田村などの殺人課の刑事にバレそう
でばれない状態である事。そして彼の中の人脈を活かした捜査
だと思うが、その辺の展開がもう少し興味深く演出される事に
期待したい。

辰巳も肝心なところを撮影しておらず、民友党と龍星総裁
との繋がりを写真に収めれば、とんでもない事に繋がるんだ
けど、この人何をしたいのだろうか?

武尊も相変わらず違和感あるキャラクターで、この漫画っぽさ
を何とかして欲しい。コスプレしている様にしか見えない。