俺の空 〜刑事編〜
(2011年10月期・TV朝日・日曜23時枠)

原作:本宮ひろ志
脚本:深沢正樹
音楽:仲西匡
エクゼクティブプロデューサー:五十嵐文郎
プロデューサー:横地郁英、遠田孝一・山本喜彦
演出:小松隆志・大塚徹、田村直己
主題歌:EXILE「Beautiful Life」

http://www.tv-asahi.co.jp/orenosora/





第7話 最終章…刑事殺し!!死体が語るトリック
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一人のジャーナリストの女性・宮下麻衣子がビルから転落して
亡くなる。一見すると自殺に思えるが、指には拷問されたよう
な跡が有ることから事件性で捜査を開始。彼女が出入りしてい
た等々力出版の編集部の話では、彼女は近々政財界を巻き込ん
だ日本中がひっくり返るネタを持ち込んでくる予定だと語って
いたという。果たして彼女は何を追っていたのか。

警察官が亡くなったというのに、日本の刑事ドラマって、
同僚に対する組織全体の熱い思いが完全に希薄化している。
アメリカのドラマなんか見ると、刑事がやられたとなれば
目の色変わって捜査するのにね。

あれだけぐるぐる回されているにもかかわらず、相変わらず
科学捜査を完全否定のドラマ故に、所轄では事件性無しと
判断。政財界からの圧力ならばまだしも、捜査が20年くらい
前のところを言って居るんだよな。

本部が突然一平を自宅に招いたという事で、完全に死亡フラッ
グが立つものが有った。あと一年で定年だっていうのに、
一体何人の子供が居るんだよと小一時間。12人の子供とは、同
テレビ局の11人もいるに対抗意識でもあるのかと小二時間。
子だくさんのイメージのある原日出子さんが妻役というのも、
なんとなく狙った所があるのかと。

アメリカのマフィアが背景に居るという事で、ちょっぴの
尻込みする事件のようだけど、現実の世界に於いてアメリカの
マフィアがアジアを荒らしているというイメージが皆無なだけ
に、やや違和感がある。マフィアはカモフラージュで、
彼女が語っていたように政財界を巻き込んでいるという部分
が気になるところかな。

目撃証言者・高野あずさの容態が急変したけど、急変するよう
な危険な状態なのに一般病棟に居るのは不自然だなとか、
今すぐ病室を出てくれという医師のセリフが不自然だなと思っ
たら、やっぱり刺客だったというオチだった。

安田一平 …… 庄野崎謙 (殺人課刑事・大金持ち)
武尊善行 …… 永井大 (検事)
大川真弓 …… 国仲涼子 (殺人課刑事)
御前一十三 …… 夏菜 (御前グループ令嬢・一平の婚約者)
田村政春 …… 松重豊 (殺人課刑事)
安田清十郎 …… 大杉漣 (グループ総帥)
辰巳大悟 …… 高知東生 (フリージャーナリスト)
本部正行 …… 泉谷しげる (殺人課刑事)
小宮誠一 …… 遠藤憲一 (本庁刑事)
神田勝 …… 尾美としのり (殺人課・刑事課長)

川島文彦 …… 西沢仁太 (刑事・メガネ)
石黒和明 …… 猪狩賢二 (刑事)
淡路和美 …… 本田緑 (交通課婦警)
三原理佐 …… 鹿沼憂妃 (交通課婦警)
杉山瑠衣 …… 麻倉みな (交通課婦警)


草加竜太郎 …… 吹越満 (46歳、龍星会・跡目)
宮下麻衣子 …… 蒲生麻由 (32歳、フリージャーナリスト)
石田文吾 …… 佐々木勝彦 (龍星会・組長)
本部敏子 …… 原日出子 (正行の妻)
小松原 …… 森下能幸 (焼き芋売り、小松原によって更生)
高野あずさ …… 小泉麻耶 (ホステス)

佐野圭亮、良江英和、吉田メタル、白石朋也、井上肇
岡野友信、遊木康嗣、広森春樹、中山孟、浜田大介、古元哲郎
ふたむら幸則、北村晃一、橘家二三蔵、藤井京子、菊地廣隆
高野ひろき、高槻祐士

平野京、三澤康平、三井桃子、相中友穂
市原尚弥、渡辺悠生、千濱汰一、高山純平、大澤実環、井上桃菜
柴田莉玖、原凜花、加代悠喜


評価:★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)

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