王様の家 (2011年10月期・BS朝日・水曜22時枠) プロデュース - 中田好夫、川島保男、岩下英雄、井上竜太 脚本 - 山崎宇子、坂口理子、樫田正剛(1)(2)、佐藤久美子(3)(5)(7) 森ハヤシ(4)(6) 演出 - 石井祐介、猪原達三 主題歌：「残された時間」 和田アキ子 http://www.bs-asahi.co.jp/king/

第7話 頑固老人
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突然、陽介を訪ねて来た傍若無人な老人・佐久間泰三は、節子
の父であった。30年前に結婚の申し込みに行って門前払いされ
た陽介にとっては、はじめて顔を合わせる仲だ。結婚をまだ
認めていない泰三だったが…。
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年末のスペシャル対談番組に向けて陽介は忙しくする中で、
突然謎の老人が陽介の家にやってくる。節子は婦人会の慰安
旅行で子供達も出払っている中で、その老人が節子の父親・
泰三だと判明していく。

冒頭で陽介が社会問題として取り上げていることがドラマの
テーマとなるので、今回節子の父・泰三が突然尋ねてきた理由
は、振り込み詐欺にでも遭って金の無心に来たのかと思う所
も有った。

30年ぶりの再開とはいえ、陽介の事を節子から聞いているだろ
うし、キャスターとして有名な陽介と牧野を間違えるのかとい
う不安感も存在したけれど、結果的には上手いところに収まっ
た感じかな。

喧嘩を通して家族の実情を伝える方法は変わらないものの、
喧嘩出来る関係こそ正常な家族の形であり、最後は泰三の手紙
の言葉を通して上手くまとめたと思う。

嘘発見器のアイテムなど、ちょっと浮いているかなと思った
けど、上手く本音を引き出す事に繋がっていったね。