王様の家
(2011年10月期・BS朝日・水曜22時枠)

プロデュース - 中田好夫、川島保男、岩下英雄、井上竜太
脚本 - 山崎宇子、坂口理子、樫田正剛(1)(2)(8)
佐藤久美子(3)(5)(7)、森ハヤシ(4)(6)
演出 - 石井祐介、猪原達三
主題歌:「残された時間」 和田アキ子

http://www.bs-asahi.co.jp/king/





第8話 相棒復活
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陽介の漫才時代の相棒・野間口が突然訪ねて来た。病気の妻の
ために、もう一度漫才をやろうという誘いだ。いい加減でホラ
吹きの大介に何度も裏切られた陽介であったが、コンビの再結
成を承諾し…。

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陽介の元に突然漫才時代の相棒・野間口が現れる。
どうしてもまた陽介と漫才をやりたい事を訴える彼だが、
陽介にしても牧野にしても、途中で役者をやるとして漫才師
を辞めていった彼のことが許せずにいた。しかし余命幾ばくも
亡い妻の為に、是非組んで欲しいと頼む。

行き違った二人の元相棒の人生模様を描くと共に、どちらが
幸せな人生を送ったのか、維持の張り合いのような状況が
描かれる。

嘘つきだという野間口のこれまでの行動の中にも、何らかの
上手い言い訳エピソードが有ったりするとまた良かったのだ
ろうね。
陽介と共に練習しようとしていた時に来られなかった理由は
きっちりとしていたので、大介にはどの時にも悪気はなかった
くらいのエピソードが存在すると、ちょっぴり感動する流れ
が有ったのかも知れない。

今回のエピソードの良かった点は、結局一度きりの公演を
行おうとしていた二人だけど、最も見て欲しいと思っていた
人物に見てもらえないとする切なさだった。

それ以外は少々退屈な感じにも見えたけど、仕事を転々として
いた苦労などが垣間見られて、おしどり夫婦の様な間柄を保て
ていた所は、大介という人物も憎め無さというものが上手く
現れていたと思う。

平井陽介 …… 市村正親 (61歳、「ナイトセブン」のニュースキャスター)
平井翔 …… 要潤 (30歳、長男、12年ぶり帰宅)
平井節子 …… 岡田奈々 (53歳、陽介の妻)
平井有沙 …… 佐津川愛美 (23歳、長女、キャリアウーマン)
平井準 …… 吉岡澪皇 (14歳、次男・中三)
牧野智孝 …… 石倉三郎 (61歳、陽介のマネージャー)
川崎祐一 …… 春川恭亮 (23歳、マネージャー)

小野麻亜矢


野間口大介 …… ベンガル (元陽介の漫才のコンビ)


評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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