ピースボート -Piece Vote-
(2011年7月期・日テレ・月曜深夜枠)

脚本 - 溝井英一デービス(1)(2)(3)、山岡潤平
演出 - 落合正幸(1)(2)、小笠原直樹(3)、中田志保、西野真貴
チーフプロデューサー - 田中芳樹
プロデューサー - 福井雄太、柳内久仁子、佐藤敦、伊藤響

http://www.ntv.co.jp/vote/





第3話 最初の下船者
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雄山は看守のである皆川に対して、次なる指令を出す。
看守の皆川が次の犠牲者を一人選ぶというものである。
時間は6時間で、皆川が一人を選ぶことが出来なければ、その
時は皆川自身が犠牲者になるというのである。

一同皆川がそんなに簡単に一人を選ぶことはできないのでは
ないか?という。

そんな皆川に対して、小宮が接触。今後皆川に対して囚人達は
情に訴えて近付き、自分を選ばないように工作してくるハズだ
とし、看守の恐ろしさを分からせてあげれば良いと吹き込む。
それを聞いた皆川は、囚人たちの前に出ると、これから色々と
指令を出すので、ミスしたり反抗的な態度を見せればカウント
していくと告げる。
そんな無理な発言に風間は皆川を非難すると、小宮は早くも
彼の事を減点し始める。

そんな現状を見た雄山は、他の囚人達は風間が減点されるの
を見て見ぬフリをするだけで良いとし、風間がもっと無駄口
をたたけと思っているハズだと告げる。

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なんだか全く面白みを感じないのは気のせいか?

やはり操られているだけ操られている囚人たちが、何故雄山を
襲いかからないのか全くの意味不明。
これだけの人数がいればそれなりに簡単に制圧できると思う
のだけど。
死の恐怖を植え付けないと、いくら何でも人を制御することは
難しいと思うのに、みんな意外と簡単に指示通りに動いていく。
論理的に物事をかみ砕いていくドラマの試みからすると、
足下から緩い展開だった。

殺害しなければならないとしたならば、先ずは雄山だと考える
のが筋ではないのかという気がする。

皆川に近付く小宮という存在。
自分が皆川で一人選ばなければならないのであれば、間違いな
く小宮を選ぶはずで、それだけ怪しさを醸し出しているキャラ
クターだと思う。

脇谷優が生前繋がりがあった人物が少しずつ浮かび上がってき
た感じで、雄山が優の復讐を果たそうとしているのか、それとも
もっと広義の意味でその人となりの悪を指摘しようとしている
のかその辺はよく分からないけれど、人を裁こうとしている
雄山自身の罪も存在していそうな感じだ。

突然お茶を入れ始めたので何かと思ったけど、薬の件に繋がっ
ていくのね。その辺の唐突感もなんだかちょっぴり違和感が
有った。

脇谷秀 …… 濱田岳 (2、大学生)
岩見サキ …… 平愛梨 (1417、百貨店化粧品売り場、25歳)
藤堂司 …… 金子ノブアキ (54321、高校教師、30歳)
皆川紗弥 …… 関めぐみ (30、フリーアナウンサー、30歳)
小宮ユウ …… 細田よしひこ (515、フリーター)
柏原緑 …… 高山侑子 (117、美容専門学校)
風間善次郎 …… 柿澤勇人 (1001、広告代理店、27歳)
脇谷優 …… 藤原竜也
雄山雄一 …… 陣内孝則 (謎の男)


落合モトキ、中山優貴、川畑一志、水野駿太朗


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