ピースボート -Piece Vote- (2011年7月期・日テレ・月曜深夜枠) 脚本 - 溝井英一デービス(1)(2)(3)(4)、山岡潤平 演出 - 落合正幸(1)(2)、小笠原直樹(3)(4)、中田志保、西野真貴 チーフプロデューサー　- 田中芳樹 プロデューサー - 福井雄太、柳内久仁子、佐藤敦、伊藤響 http://www.ntv.co.jp/vote/

第4話 命の連帯責任
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雄山から次の命がけのゲームが告知される。
皆が弱いために罪を犯すのだとし、心技体を鍛えるために、
その場で腕立て伏せを行って貰うという。10分以内に全員で
600回。一人当たり100回行えば良いが、回数に到達しなければ
連帯責任で全員を殺すという。弱い物のために一人が600回する
事も可能だと。

藤堂が始めると、他のメンバーたちがそれに続く。
互いに手錠をかけられている為に距離が近く、ぶつかる度に
言い争いする姿が見られるも今は協力すべきだとして、語り合う。

サキと緑は全く100回に到達しないまま倒れ、それを他のメンバー
が補っていく。雄山は自分が出来なければ人を頼れば良いとし
みんなで私の分もしてくれないかと言えば良いと言うが・・・
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雄山は強制参加者たちに自分の罪を思い出させようとして、
ゲームをさせていく。命がけの連帯責任ということで、6人の
人物たちの距離感を縮めていく中、自分が侵した罪について
考察していく。

ドラマとして興味深いのは、一番最後に写った脇谷優と岩見
サキの繋がりだけという感じ。

個々人の持つテリトリーの分析などが語られるけれど、あんまり
ドラマとして意味が無く、無駄な知識をひけらかそうとして
それらしきドラマを作っているだけという感じ。

何よりも恐怖に縛られている感覚が皆無で、今回ようやく雄山
がサキに銃で傷を負わせたものの、雄山がここにいる人たち
に殺害を及ぼすとは考えづらい。

正直、ニコニコ動画のコメント機能の様な演出も邪魔としか
言いようが無く、その文字を追うのも難しいし、必要な演出
なのか?誰もが見ているという様な事を演出しようとしている
のかもしれないけど、そんな事よりも内容にもっと集中して、
罪を告白する流れに繋げていって欲しい。