QP (2011年10月期・日テレ・水曜深夜枠) 脚本：NAKA雅MURA 監督：三池崇史、渡辺武、菅原伸太郎、矢部享祐 音楽：池頼広 チーフプロデューサー：田中芳樹 プロデューサー：佐藤敦、坂下哲也、坂美佐子、前田茂司 オープニング：「Looking Back On Love」Lenny Kravitz エンディング：「ブラック￥パワーＧメンスパイ」マキシマム ザ  ホルモン http://www.ntv.co.jp/QP/

第4話 ウルトラメンソール
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横溝組の喜多嶋たちは、対立する天狼会の内情を調べるために
ボスである涼の過去を探る。涼の喉を潰した張本人から話を
聞いていく。当初涼を殺害するために敵対する河島と吉川は
関西から殺し屋のトムとジェリーを雇うが・・・

この手の世界で一番強いのは、強さ・腕力を持った人物なのか
それとも肝の据わった人物なのか、兵隊を多く持つ人物なのか
金が多い人物が世界を制するのか。

単純に腕力とか強さを求めるのであれば、元のような格闘技
崩れの男が強そうだし、肝の据わった人物というだけでは、
拳銃に撃たれれば即終了。

圧倒的なカリスマ性を持つことで仲間を引き寄せるしか無い訳
だけど、トムとジェリーが涼にそんな一面をリスペクトして
一緒に行動しているのかと思っていた。しかし実際には金で
繋がっている事が判明し、その様な関係は脆さも同時に存在す
るので、喜多嶋が今後取るであろう行動は、怖い物があるね。

涼は川島と吉川を仲間に引き入れようとしたけど、一度裏切
ったり、反旗を翻した人物を配下に付けるというのは得策で
はないと思っていたけど、都合良く組長側の殺し屋によって
殺されてくれたお陰で有る意味整合性は計られた。

相変わらず血なまぐさい展開で、見る物を選ぶ作品だ。