QP (2011年10月期・日テレ・水曜深夜枠) 脚本：NAKA雅MURA 監督：三池崇史、渡辺武、菅原伸太郎、矢部享祐 音楽：池頼広 チーフプロデューサー：田中芳樹 プロデューサー：佐藤敦、坂下哲也、坂美佐子、前田茂司 オープニング：「Looking Back On Love」Lenny Kravitz エンディング：「ブラック￥パワーＧメンスパイ」マキシマム ザ  ホルモン http://www.ntv.co.jp/QP/

第8話 ファイヤーフライ
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トムとジェリーに接触してくる横溝組の君塚亮輔は、ある依頼
に応じれば手付け金として5000万円、そして実際に実行すれば
1億円を渡す事を約束。その金が有れば、トムとジェリーが
望んでいた沖縄定住の夢が叶うのではないかと言われる。
その依頼とは、なんと横溝のボス、横溝やすしを殺害する事。
トムとジェリーは一人1億円ならば引き受ける事を告げると、
君塚からはもう一つの条件を提示される。

トムとジェリーの夢と現在の状況を秤に掛けて、決断を迫る
というもの。
絶対的な力を持つ涼に対して、トムとジェリーが果たして
反旗を翻していくのかどうか興味の示すところで、過去に
一度失敗している事が描かれる。

銃が有れば簡単に退治できるのではないかという感覚は相変
わらずだけど、トムとジェリーのウィークポイントは、なんと
言っても二人一緒であるという点だ。二人が組めば確かに
心強いのだが、一人失う可能性や確率が高くなるというもの
も存在しており、なんとも難しいものがある。

ドラマだから状況を魅せようとし過ぎて、銃を撃つ決断の遅さ
などが不自然に見えてしまうけど、三つ巴の様な状況はなかなか
面白く演出されていた。

殆ど蚊帳の外にいる元の流れも気になるけど、今後どんな形
で関わってくるのかな。