カルテット Quartet
(2011年1月期・TBS・木曜深夜ドラマ)

企画 - 一志順夫、宍戸健司
プロデューサー - 松岡周作、鎌田雄介、竹田滋、深迫康之
脚本 - 公園兄弟(真辺克彦&鴨義信)
演出 - 西海謙一郎

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第3話
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シュンの目の前で弟のリンは塚本の抱える格闘家に殺される。
またタケルはドラッグ工場に潜入するも、囲まれて袋だたきに
逢う。

タケルが目覚めると手当てされていた。
彼の前に現れるのは
警視庁の組織犯罪特殊班に在籍していると
いうクチナワという男。クチナワはタケルに対して助けたのでは
なく人殺しを拘束したに過ぎないとし、タケルが踏み込んだ
工場で遺体が多数散乱している写真を見せられる。タケルは
紺のスーツを着た男性がその場の犯罪者達を熨したのだとする
が、誰がそれを証明するのか?と問う。クチナワはタケルに対し
て無駄に売人達を狩るよりももっと効果的な戦いをしないか?と
し自分たちと組むことを告げる。お前がとらわれている過去の
糸口も見つかるかも知れないと意味ありげに告げる。取りあえず
一週間後に返事を聞かせて欲しいとし、名刺を渡される。

一方鰻重を食べる塚本の元にカスミが現れる。
カスミは塚本と話をしながら半年前にいたセーラは何処にいる
のか?と問う。薬好きの女だったので今頃はタイにでも居る
のではないか?という。塚本はカスミが次々と質問してくる
事に対して、サツのように根掘り葉掘り質問して気に入らない
と彼女の首を絞める。そんなカスミは女の幻覚を見る。

シュンは警察の留置場にいた。
トカゲがシュンの元に近づくと、シュンは彼を殴り飛ばそうと
する。しかしトカゲによってあっさりと押さえ込まれてしまう。
そんな彼女の前にクチナワが現れ、絶望した人間は屍のように
生きるか、屍を糧にして生きるか二つに一つしかないとし
協力することを求める。シュンが断ると、クチナワは弟の元
につれていくとし、死体安置所へと連れて行く。

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塚本の組織にこっ酷くやられたシュンもタケル。
気がつくと二人の前にはクチワナという男性が居た。
クチワナは単独で動くのではなく自分たちに協力する様二人
を説得する。

マスターが話していたように、プロの捜査官たちがかなわない
相手、危険なミッションに二人の素人を関わらせる事への若干
の違和感は有るけれど、警視庁にしてみれば使い捨てが利くし、
復讐する気持ちや執念こそが必要なものなのかな。

シュンとタケルの接点を何処に見出すのかと思ってたけど
警察を介して引き寄せられるのね。

取りあえず、みどり区という治外法権の町並みや世界観が
きちんと描かれるのかどうか気になるもの。
初回で見せた様な二人のアクションシーンをまたみてみたい。
敵の姿は分かっている訳だし、どのように容疑者に近付いてい
くのか。

シュン …… 福田沙紀 (最愛の弟を謀殺された)
タケル …… 松下優也 (家族を惨殺された)
カスミ …… 夏菜 (塚本の愛人・潜入)
クチナワ …… 上川隆也 (謎の公安関係者)
マスター …… 大石吾朗 (バー"グリーン")
塚本 …… 永澤俊矢 (巨大暴力組織の構成員)
リン …… 児玉ユースケ (シュンの弟)
ハノイ …… 渡辺奈緒子 (AV嬢・クスリで昇天)
トカゲ …… 虎牙光揮 (クチナワの部下)


ノボ …… GANJI (入れ墨師)
セーラ …… ティアラ
看守係 …… 高橋薫


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