カルテット Quartet
(2011年1月期・TBS・木曜深夜ドラマ)

企画 - 一志順夫、宍戸健司
プロデューサー - 松岡周作、鎌田雄介、竹田滋、深迫康之
脚本 - 公園兄弟(真辺克彦&鴨義信)
演出 - 西海謙一郎

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第5話
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カスミはシュンとタケルと無事合流できたことをメールで報告
する。出来る限りバックアップしてくれという指示。しかしま
だ彼らは私のことを信用していないみたいだと告げる。

一方マーケットの外れで爆弾騒ぎが有ったと塚本はカスミの元
にいくる。塚本はカスミの事を疑い、彼女の隙を見て彼女の
PCを見てみるが、ゲームしていた跡しか見つからない。

京浜工業地区ミドリ町。シュンは麻薬の製造工場を探そうとし
て町野人たちに聞き込みしていると、先日寺院で出会った小春
から声を掛ける。小春はシュンが古傷を痛そうにしているのを
見て、ウチに来ないかと誘う。彼女は整体師をしていて、傷を
いやしてくれる。シュンは小春に、中国から日本に渡った経緯
や、その後の日本での生活を彼女に語る。父は酒浸りで有るとき
酒を飲んだ状態で車を運転し亡くなった事。母が薬の金の為に
売春をしていた事。すると小春も自分の夫は三ヶ月前に突然
居なくなったとし、寺院では無事と帰宅を祈っていた事を語る。

そんな中、小春の兄・タンがやってくると、日本人であるタケル
が居るのを見て目障りだとして追い出そうとする。一触即発の
中、タンの仲間がやってきて店に塚本が乗り込んできたと報告
を受ける。

塚本はタンらのグループに、自分たちの傘下に入れと要求。
そんな中、シュンは塚本に対してここは日本人が来るところ
では無いとして追い返そうとする。塚本はシュンの姿を見て
何かに気がついたかと思えば、よく見ると可愛いと告げ、俺と
寝ようと語る。それを聞いたシュンはそれならば私と賭けを
しようと持ちかけ、もしもお前が勝てばその要求に応えると
いう。シュンは、ヒキガエルとブーホーガエルを目の前に付き
だし、どちらか一方は危険を察知すると毒を出すカエルだと
して、それを当てるというものだった。

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ミドリ町に潜入したシュンとタケル。そこで塚本とドラッグの
関係を調べるもなかなか見つからない。そんな最中、小春の兄
が塚本によって自らの組織に入れと脅されていることを知る。

展開が殆ど進んだ印象がなく、塚本の捜査に関わっているもの
たちの過去を通して、それぞれ塚本に拘っている事情が描かれた。

カエルの件では、何故塚本が生きていられたのかさえよく分か
らず。
それでいて塚本自身に隙が有りすぎるのだから、さっさと殺して
しまえばいいという感じの状況が延々と描かれている。

やはり格闘シーンのない展開は退屈で、何をしたいのか今のと
ころ全く分からない。

それにしても小春って何で日本名が付いているのでしたっけ?
兄さんとは異母兄妹なのかな。

シュン …… 福田沙紀 (最愛の弟を謀殺された)
タケル …… 松下優也 (家族を惨殺された)
カスミ …… 夏菜 (塚本の愛人・潜入)
クチナワ …… 上川隆也 (謎の公安関係者)
マスター …… 大石吾朗 (バー"グリーン")
塚本 …… 永澤俊矢 (巨大暴力組織の構成員)
リン …… 児玉ユースケ (シュンの弟)
ハノイ …… 渡辺奈緒子 (AV嬢・クスリで昇天)
トカゲ …… 虎牙光揮 (クチナワの部下)


小春 …… 福本幸子 (整体師、夫が失踪)
田宮 …… 小須田康人 (政治家?)
子供の頃のシュン …… 林育慈
子供の頃のリン …… 呉宥穎
タン …… 彭育康 (小春の兄)
ヤム …… 譚安業
鮮魚店 …… 張青國
ミス …… 郭九雲
タオ …… 余c偉
ジャンキー …… 林豊祥
塚本の手下 …… 張育國
西田 …… 蔭山征彦
タンの手下 …… 胡及元、何杰


評価:★★★★☆☆☆☆☆☆ (4.0)

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