カルテット Quartet
(2011年1月期・TBS・火曜深夜ドラマ)

企画 - 一志順夫、宍戸健司
プロデューサー - 松岡周作、鎌田雄介、竹田滋、深迫康之
脚本 - 公園兄弟(真辺克彦&鴨義信)
演出 - 西海謙一郎

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第8話
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小春は命をかけて工場で製造しているクスリを持ってくる。
しかし小春は致命的なダメージを受けており、クスリをタケル
に手渡すと亡くなってしまう。シュンはタケルにすぐにこの
クスリをクチナワに届けろと告げる。

小春の死に親戚や仲間達が来て悲しむ。
兄のタンは、塚本だけは絶対に許せないとして、仲間達に告げ
る。しかし自分の復讐に俺たちを利用するなと言われると、
来たい奴だけ来てくれと告げるタン。
タンによって捕まっていたシュンだが、タンは彼女を解放し
二度とこの町には来るなと告げる。

一方田宮がホステスと歩いている所に、トカゲがやってくる。
田宮が銃を向けると、銃刀法違反で逮捕するとして彼を蹴り飛
ばす。

塚本は家のソファーで寝ている中、タンらグループは塚本の
家に潜入すると無防備な塚本に銃を向ける。しかしタンのグル
ープは既に塚本によって買収されており、仲間はタンに銃を
向ける。生きるために仕方がなかったと告げるが・・・

一方警視庁の組織対策部に駆け込んだタケル。
しかしクチナワたちは、市場に出回っているクスリと工場の
クスリを照合してみないと警察は踏み込めないという。その
照合には暫く時間がかかるという。タケルはカスミと連絡が
取れなくなっていることを告げるが、クチナワはあくまで我々
の目的はドラッグ工場の壊滅にあるとし、組織を動かすには
大義名分が必要だと言われる。
タケルはクチナワに失望し一人で救出に向かおうとすると、
クチナワは田宮を事情聴取した時の映像をタケルに見せる。
すると工場では殺人ルーレットが行われている事が発覚する。

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小春が命を賭けて取ってきた工場で製造するクスリ。
クチナワの元に届けるも、警察としては容易に踏み込むことが
出来ず、地団駄を踏むことになる。しかしタケルは、一人
カスミたちを助けるために工場に乗り込んでいく。

シュンが全く活躍していない所が悲しい。
冒頭ではタンに捕まり、後半では塚本ら組織のものが現れても
抵抗することなく捕まっただけで、格闘シーンになることも
なく、殆ど通訳だけの状態。

工場では麻薬の製造だけでなく、国会議員など金持ちを相手に
した殺人ルーレットが有ると言うことを聞いて、それだけで
大義名分は存在していると思うのだけど、それでも警察は踏み
込まない。

トカゲが一人で乗り込めば、それだけで片が付くんじゃないか?
と思うんだけどね。

相変わらず人の命を賭けとした賭博が、リスキーの割に面白そう
に見えない。せめて金でも儲かるような盛り上がり方をして
いないと、存在の価値が分からないのではないか。人が死ぬ
ところだけを見るならば、別にルーレットにしなくても良いよ
うな感じもする。

シュン …… 福田沙紀 (最愛の弟を謀殺された)
タケル …… 松下優也 (家族を惨殺された)
カスミ …… 夏菜 (塚本の愛人・潜入)
クチナワ …… 上川隆也 (謎の公安関係者)
マスター …… 大石吾朗 (バー"グリーン")
塚本 …… 永澤俊矢 (巨大暴力組織の構成員)
リン …… 児玉ユースケ (シュンの弟)
トカゲ …… 虎牙光揮 (クチナワの部下)


小春 …… 福本幸子 (整体師、夫が失踪)
田宮 …… 小須田康人 (政治家?)
子供の頃のシュン …… 林育慈
子供の頃のリン …… 呉宥穎
タン …… 彭育康 (小春の兄)
ヤム …… 譚安業 (タンの仲間)
ミス …… 郭九雲 (殺人ルーレットの司会者)
タオ …… 余c偉
ジャンキー …… 林豊祥
塚本の手下 …… 張育國
西田 …… 蔭山征彦 (政治家)
胡弓弾き …… 王恒義
近所のおばさん …… 李秋香
工場長 …… 林健鴻
茶髪 …… 郭立夫
ピアス …… 郭書[王韋]
助っ人 …… 呉震亜
会場の客 …… 頼萬中
小春の夫 …… 何鴻建


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