カルテット Quartet
(2011年1月期・TBS・火曜深夜ドラマ)

企画 - 一志順夫、宍戸健司
プロデューサー - 松岡周作、鎌田雄介、竹田滋、深迫康之
脚本 - 公園兄弟(真辺克彦&鴨義信)
演出 - 西海謙一郎

http://twitter.com/QuartetOFFICIAL
http://www.quartet-tv.com/
http://www.mbs.jp/quartet/



第9話
--------------------------------------------------------
ミドリ町で新型ドラッグを手に入れる任務を受けたシュンと
タケルは、小春が命をかけてドラッグを手に入れたお陰で
クチナワらにそれを渡すことが出来た。しかし調査には何ヶ月
もかかるとし、カスミやシュンの命が危ないとして、タケルは
今すぐ踏み込むよう要請する。しかしクチナワたちは表向き
動けないために、侵入する際に一分間ほど町全体の電力の供給
を断つので、その隙に侵入しシュンらを助けてくる様告げる。
しかしこれは任務ではなく、タケル本人の意思によるものだと
される。
その頃バーのマスターも同時にミドリ町に潜伏していた。

シュンは金持ち達のロシアンルーレットの競技者としてステージ
に立ち、カスミに向けて銃の引き金を引くよう強要されていく。
殺し合いで楽しませるくらいならば自分で死ぬとするが、それ
を止めたのはカスミだった。ヤク漬けにされてヘロヘロ状態の
彼女は、今の自分では役に立たないので、シュンが生きて欲しい
という。シュンはカスミに銃口を向ける中、バーのマスターが
工場の電源を落とす。

電気がつく頃には、タンらのグループと塚本らのグループが銃を
向け有っていた。タンらは取り囲まれ絶体絶命の中、裏切った
と思われたタンの仲間達は再度寝返り、今度は塚本に銃口を
向ける。タンはシュンらにこの場は俺たちに任せて、カスミと
共に逃げるよう指示。
塚本は命乞いする中で、隙をついて床に落ちている銃を拾い、
タンの腹部に発砲する。それを合図に二つのグループは銃撃戦
が始まる。

--------------------------------------------------------

塚本の薬物製造工場を調査していると、更に彼は金持ち・セレブ
相手に人の命を使ってロシアンルーレット/賭け事をしている
事を知る。シュンとカスミはそのプレイヤーとしてステージ上
に上げられてしまうが・・・

展開が七転八倒するのが最終話の楽しさなのだろうけど、その分
銃を向け合う割に、グダグダと展開が引き延ばされる感じがする
のは仕方がない事なのか。

元々銃を手にしたシュンがロシアンルーレットをする際に塚本
に向けて発砲すればいい話じゃないかという気がするし、
それ以前に殺害することで問題を解決に導くのならば、クチナワ
たちが何処かで暗殺をすれば良いだけのことではないのか。

初回で見せた圧倒的なアクションシーンが影を潜めて、本当に
初回だけになってしまった所が残念。銃撃戦になってしまうと
なかなか白兵戦の興味深さが失われる部分も有るのだけど、
もう少しシュンに役割を課しても良かったのではないかという
気がする。

塚本が亡くなったことで全てが解決したような扱いになっている
ところも、やや腑に落ちないところはあるかな。

シュン …… 福田沙紀 (最愛の弟を謀殺された)
タケル …… 松下優也 (家族を惨殺された)
カスミ …… 夏菜 (塚本の愛人・潜入)
クチナワ …… 上川隆也 (謎の公安関係者)
マスター …… 大石吾朗 (バー"グリーン")
塚本 …… 永澤俊矢 (巨大暴力組織の構成員)
リン …… 児玉ユースケ (シュンの弟)
トカゲ …… 虎牙光揮 (クチナワの部下)


小春 …… 福本幸子 (整体師、夫が失踪)
田宮 …… 小須田康人 (政治家?)
子供の頃のシュン …… 林育慈
子供の頃のリン …… 呉宥穎
タン …… 彭育康 (小春の兄)
ヤム …… 譚安業 (タンの仲間)
ミス …… 郭九雲 (殺人ルーレットの司会者)
タオ …… 余c偉
ジャンキー …… 林豊祥
塚本の手下 …… 張育國
西田 …… 蔭山征彦 (政治家)
胡弓弾き …… 王恒義
茶髪 …… 郭立夫
ピアス …… 郭書[王韋]
助っ人 …… 呉震亜
会場の客 …… 頼萬中
女 …… 谷川万純
プッシャー …… 淵上泰史
売人 …… 河原健二


評価:★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)

inserted by FC2 system