リバウンド
(2011年4月期・NTV・水曜22時枠)

脚本:遊川和彦
演出:南雲聖一、石尾純、日暮謙
音楽:池頼広
プロデュース:大平太 、太田雅晴

http://www.ntv.co.jp/rebound/



第3話 外見は…関係ない
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78kgの体重を再び45kgに落とすも、太一のケーキの試食で再び
リバウンド。神谷からの食欲減退の薬を使って再び元の体重に
戻すが、今度は太一が太ってしまう。
太一は信子が来ないせいだとし、子供の頃からこんな体型だっ
た事を聞く。太一を"ふといち"と呼ばれて虐められた事を告白
する。それを聞いて信子は、だから最初にあった際にデブだけ
は恋人として嫌だといったのかと悟る。太一はこんな体型に
なった男と付き合う気もないんだろうと告げる。信子は私も
子供の時には同じように太っていたと告げると、太一には同情
に取られてしまう。

愛がケーキ店にやってくると、太一はこんな体では外にも出ら
れないので店は畳むという。しかし信子は自分が店を手伝うので
またケーキ作りを始めようと告げる。
愛の重さは体重とは関係
無い
とし、二人で三つ目のケーキを作ろうと告げる。それに
気をよくした太一は信子にハグするも、信子は全くトキメキが
無かった。

帰宅してからも太一からのメール攻勢に合うも、返信しない
信子。デブった上にストーカー気質がある男じゃつらいかと
瞳。結局人間は外見だという。それほ否定すると、瞳は王子
の何処が好きなのか?と問われる。返答に困るが、私のために
ケーキを作ってくれた所だと告げる。

そんな中、太一は信子ではなくチヨコ宛てに電話を掛けてくる。
瞳は本当のことを言ったらどうかと告げるが、言えなかった。
太一は信子の事で相談し、メールの返信が来ないことを訴える。
チヨコはデブだからデブの気持ちが分かるだろうと共感を求め
られる。

翌日、信子はそんな話を上司の森中に企画として提出すると
人は人の何を愛するのかというテーマで執筆するよう言われる。
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信子は努力の末、再びダイエットし、王子こと太一に会いに
行くが、今度は彼が以前の信子のように激太りしていた。
太一によると信子と同様に幼い頃から肥満体質に有り、ダイエ
ットの末に痩せていたと言うが・・・

太っている苦労というものを誰よりも知っているはずの信子だ
が、太一が太る事で、太る男性に失望感を抱いていく。
愛の重さは体重とは無関係だと主張するも、暑苦しい姿を見て
拒絶感を示していくのだから、エゴに染まる人間の心理という
のが巧みに現れている。

ふてくされた太一の態度がなかなか愛嬌が合って憎めない
所があるので、今のところ楽しく見ていられる。
もう少し信子とチヨコの関係を隠したままの状態を引っ張る
のかと思っていただけに、今回バラしてしまったのは意外と
言えば意外だった。ただ普通太ったからと言って認識出来ない
程人は変わらないけどね。

体重に関係なく相手は人間性を見てくれるのかというテーマが
存在しているので、研作の三角関係による絡みには期待する
所が大きいけれど、森中が強引に引き寄せる辺りは、正直
ドラマの流れに無視したような流れにも思えた。

太一が薬を飲んでいるであろう事も想定の内だが、果たして
薬の副作用とは一体何なのか。

大場信子 …… 相武紗季 (雑誌編集者、元おデブ)
今井太一 …… 速水もこみち (オレ様キャラのパティシエ)
三村瞳 …… 栗山千明 (信子の親友)

風見研作 …… 勝地涼 (広告代理店勤務)
内藤有希 …… 西山茉希 (雑誌モデル)
神谷貴之 …… 半海一晃 (美容クリニック医院長)
大場智恵 …… 伊藤かずえ (信子の母親)
大場睦巳 …… 石塚英彦 (信子の父親)
森中蘭 …… 若村麻由美 (信子の上司で雑誌編集長)

小室 …… 大垣知哉 ("EDEN"スタッフ)
石田 …… 高橋愛美 ("EDEN"スタッフ)
谷本 …… 大杉亜依里 ("EDEN"スタッフ)
矢部 …… 酒本冴 ("EDEN"スタッフ)
小嶋 …… 結城さなえ ("EDEN"スタッフ)
渋谷 …… 上野なつひ ("EDEN"スタッフ)
編集スタッフ …… 今宿麻美、野間れい、市川葵、大橋るみ子


竜星涼、渡邉小百合

久遠愛 …… 山岡愛姫 (虐められてangeへ)


高橋洋介、森山久輔


評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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