ろくでなしBLUES
(2011年7月期・日テレ・水曜深夜枠)

脚本:秦建日子、猪原健太、尾崎悟史
チーフプロデューサー:田中芳樹
プロデューサー:佐藤敦、仲野尚久、古橋孝裕
演出:菅原伸太郎、北川敬一
主題歌:三代目J Soul Brothers

http://www.ntv.co.jp/rokudenashi-blues/





第12話
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前田は鬼塚に敗れ、喧嘩はもうやめるとしながらも、影では
一時帰国した畑中から、必勝のパンチを教わる。それはショベ
ルアッパーの様なもので、床に落ちているコインを拾うように
しながらパンチを出すのだと言われる。

鬼塚の元に仲間である上山と須原が現れ、未だに前田が吉祥寺
を歩いている事を指摘。しかし鬼塚は千秋に言われた事を気に
していて気が立っていた。

そんな中、前田は鬼塚の元へと現れる。
入り口には上山と須原が居て、二人で前田に殴りかかってくるが
そこに勝嗣と米示がやってきて自分たちが二人を相手にするので
前田は鬼塚と戦えと言う。俺たちは前田が勝つと信じていると。

前田は鬼塚の前にやってくる。

上山と須原は、鬼塚は決して負けられないが、俺たちにも負け
られない理由が有るとして語り始める。

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鬼塚によって打ちのめされた前田は、前田が愛している千秋
さえも鬼塚によって滅茶苦茶にされたと思い、是が非でも
鬼塚を倒そうとする。しかし畑中に指導を受ける中で勝つ為
だけに戦う事への違和感を訴えていく。

ドラマ全体を通してなかなか面白かったけど、やっぱりネタ
的に暴力に次ぐ暴力って感じの内容だし、血生臭さから敬遠
されてしまう部分も多そうだし、ドラマはEXILE系で構成された
内容という事で、AKB48の様にクレジットを見て敬遠してしまう
人も多いかも。
ただ見ている限り、構成員の方は、凄く可能性の有る俳優さん
たちが揃っていて、今後ソロでもドラマ界で見られそうな人が
多かった。

最終話は猟奇的な行動を取る鬼塚を更生させるような話であり
当然ながらやられっぱなしの前田が、その強敵を倒してエンデ
ィングを迎えるというのも想像に難くはない。

仲間の存在の有る前田が強いのか、それとも勝ち続けない限り
仲間が出来ないと思っている鬼塚の執念が勝つのか。

鬼塚の仲間が、やたらと口が軽くて説明っぽいところは展開と
して違和感があったけど、鬼塚について説明している時点で
鬼塚の事を信頼している良い仲間感も出ていたし、男社会に
有るような戦った後にはノーサイドっぽい雰囲気も有ったので
後味事態は悪くなかった。ただ鬼塚は完全に犯罪者だけどね。

鬼塚演じた阿部進之介さんの鬼気迫る感じの迫力感が凄くよく
現れていた。今後ヒール役では欠かせない存在になっていく
のかもしれないね。

前田太尊 …… 青柳翔 (帝拳高校)
七瀬千秋 …… 大政絢 (帝拳高校)
今井和美 …… 北原里英 (帝拳高校)
山下勝嗣 …… 小澤雄太 (帝拳高校)
沢村米示 …… 白濱亜嵐 (帝拳高校)
畑中優太郎 …… 春川恭亮 (帝拳高校、ボクシング部主将)
島袋大 …… 秋山真太郎 (米倉商業高等学校)
浅野洋子 …… 原史奈 (教師)
前田富士雄 …… KENCHI (太尊の兄)
井岡先生 …… 松本利夫 (教師)
輪島倍達 …… 阿部亮平 (帝拳高校)
浜田弘樹 …… 鈴之助 (帝拳高校)
大橋英和 …… 磯村洋祐 (帝拳高校)


鬼塚 …… 阿部進之介 (楽翠学園)
上山 …… 阿見201 (楽翠学園)
須原 …… 平沼紀久 (楽翠学園)

鹿内大嗣、広瀬剛進、橋本銀次、菅原卓磨、小林祐大


評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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