ランナウェイ〜愛する君のために (2011年10月期・TBS・木曜21時枠) 脚本 - 羽原大介、八津弘幸 音楽 - 山下康介 演出 - 石井康晴、山本剛義、酒井聖博 プロデューサー - 加藤章一、浅野敦也 主題歌：いきものがかり「歩いていこう」 http://www.tbs.co.jp/runaway2011/

第1話 市原隼人×渡哲也! 泣けるNo.1脱獄ミステリー!
余命3ヶ月の娘のため…家族の絆のため九州→東京1000キロ
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無実の罪で収監された4人の若者は、それぞれの目的の為に
脱獄を決意する。
無期懲役の受刑者・山田は脱獄の方法が有るとして、アタル
に話したことから始まり、紆余曲折の末なんとか刑務所を
抜け出すも、九州から本州へと続く道は何処も厳しい検問で
突破できそうになかった。

初回はなかなか面白い感じでテンポ良く描かれるも、
今後も似たような形で描かれると途中で飽きなど来ることが
有るかも知れない不安感は存在する。

ドラマとしては如何に脱獄に対して、正当性やら価値を見出
し視聴者に説得力を得られるのかが第一の関門だった。
その意味で全員がほぼ無実の罪で収監されたような形を取って
おり、不条理さ加減は強調され、早急に脱獄しなければなら
ない理由付けが為されている。

パトカーを盗んだりするシーンや、ツイッターで中継してし
まうという大胆な発想は、やや現実離れした感があるけど、
久しぶりに熱いカーチェイスシーンを見せられた感じで、
日本のドラマとしてはなかなか上手い感じに撮られていたと
思う。

アタルが無実であれ何故家族はアタルが出所するのを快く
見守ってくれているのか冒頭から疑問で有ったけれど、
妻が犯した罪を被ったと言うことでなかなか上手く締めくく
られている。由紀の両親はその辺の事実関係を何処まで
知っているのか気になるけどね。

取りあえずそれぞれにエピソードが有ったりするので、ネタ
は豊富そうだ。事実はどうであれ、逮捕された事実に対して
家族やそれを見守る人たちは、彼らの到着を温かく見守って
くれるのか。