ランナウェイ〜愛する君のために (2011年10月期・TBS・木曜21時枠) 脚本 - 羽原大介、八津弘幸 音楽 - 山下康介 演出 - 石井康晴、山本剛義、酒井聖博 プロデューサー - 加藤章一、浅野敦也 主題歌：いきものがかり「歩いていこう」 http://www.tbs.co.jp/runaway2011/

第3話 ５０００万を掘りおこせ！大阪オカンの涙と真犯人の影
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岡山倉敷で最初の金を掘り出すが、その途端に空哉が突然金
を持っていなくなる。空哉の地元は大阪であり、次の金が
埋めてあるのも大阪故に、裏切られた龍之介は落とし前も
含めて大阪に向かうことになる。

今回、いよいよメンバーの一人、空哉が直接家族や問題と
対峙する話だった。

借金が有るのであれば、まずは直接金をサラ金なり借りた銀行
に持って行くのが筋だろうと小一時間って感じだったけ
ど、それ以外はドラマとしては面白い親子関係・人情関係が
息づく大阪物語といった内容だった。

大阪府警と福岡県警とちょっとした意地の張り合いも面白く
出来ていたし、警察とのニアミスは常に緊迫感を誘う。

金を掘るためにわざわざ屋台を借りる辺り強引にも思ったけど
アタルと昌江の会話によって、息子・空哉に対する気持ちを
見せたり、アタルが上手く代弁者となって息子の心情を擬似的
に伝えていくところなど、上手くできていたと思う。

ホームレスの使い方やPANDAの使い方に少々癖があり、
ホームレスに至ってはちょっと時間的な整合性を考える相当
不自然な流れにも思えたけど、違和感以上にスリル感を味わせ
る事を優先したんだろうね。

それにしても空哉の目的地は大阪だけど今後も付いていくの
だろうか?