ランナウェイ〜愛する君のために
(2011年10月期・TBS・木曜21時枠)

脚本 - 羽原大介、八津弘幸
音楽 - 山下康介
演出 - 石井康晴、山本剛義、酒井聖博
プロデューサー - 加藤章一、浅野敦也
主題歌:いきものがかり「歩いていこう」

http://www.tbs.co.jp/runaway2011/





第4話 涙の逃亡京都祇園から琵琶湖へ純愛に隠された罠!
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岡山に続き大阪でも金を手にした4人は、次の目的地・滋賀へ
と向かう中で、サラクが風邪で体調を崩してしまう。
仕方なく京都の病院に駆け込むが、サクラの身体には虐待され
た痕が有り、それを見た医師は警察に通報する。
急いで病院を出る一行は、龍之介の知人である祇園にある芸子
置き屋の女将の元に行き暫く身を寄せる事になる。

警察に追いつめられて、そこから逃走する辺りの描き方に
全く説得力が無かったけど、叶わない思いを引きずった龍之介
の流れが、ヤクザ周りのエピソードと同時に上手く全てが
処理されていく内容だった。

ドラマの展開として龍之介が振られるのは当然かなという
感じだけど、このドラマに於けるツートップの存在、アタル
と龍之介が心を通わせ二人の中に共有する心情を描き出した
だけでも、ドラマとしては面白く描かれたと思う。

うっかりサクラの虐待の件を忘れて病院に行ってしまう辺り
マヌケでは有るけど、鬼塚刑事が語るように、虐待自体は彼ら
のものではない。そんな事実に触れていく内に、鬼塚との間
にも、不思議な関係が生まれてくるのかも知れない。

ただこの鬼塚たち、警視庁のお偉いさんに提言して行くも、
偉そうなことを言う割に、毎回アタルたちを逃がしてしまって
いる事実があるので、イマイチ説得力がない。主張としては
警視庁の人の方が正しい気がする。

今回はなんといってもアタルを狙う人物が登場したこと。
乾利夫は犯人ではなく単なる刑事なのか。
高橋という殺し屋が誰かと会話するシーンなどが描かれて
いたけど、それが誰なのか。今後とも目が離せないね。

脱獄メンバー
葛城アタル …… 市原隼人 (リーダー、九州北刑務所)
河島龍之介 …… 塚本高史 (愛称リュウ)
滝本空哉 …… 上田竜也 (元クラブのホスト)
加賀美瞬 …… 菅田将暉 (空哉の舎弟。愛称シュン)

佐々岡由紀 …… 福田沙紀 (アタルの恋人。佐々岡家の長女)
佐々岡千代子 …… 石野真子 (母、レストラン「キッチンささお
か」)
佐々岡千春 …… 篠川桃音 (由紀とアタルの間に生まれた娘。心
臓病)
佐々岡雅之 …… 武野功雄 (千代子の夫、由紀の父)
宮本サクラ …… 熊田聖亜 (小学1年生の少女)
乾利夫 …… 千葉雄大 (公務員、アタルと幼なじみ)
PANDA …… 山崎賢人 (引きこもりのパソコンおたく)
久保美咲 …… 藤澤恵麻 (龍之介の恋人、盲目の女性)
滝本昌江 …… 室井滋 (空哉の母。大阪でお好み焼き屋)
山田勝次 …… 竜雷太 (九州北刑務所に服役)
鬼塚修造 …… 嶋田久作 (福岡県警の鬼警部)
柳川孝太郎 …… 渡哲也 (元福岡県警の刑事)

小西刑事 …… 八神蓮 (鬼塚の部下)
宮本奈緒子 …… 春日井静奈 (ホステス)
押本 …… 榊英雄 (奈緒子の店の客)
川上一恵 …… 飯沼千恵子 (医師)
田口良子 …… 宝積有香
三沢英明 …… 池田政典 (刑事、由紀を襲う)
ホストクラブ店長 …… 前川泰之
瑞希 …… 大口兼悟 (ライバル・ホスト)
魚住 …… 國本鐘建 (ヤクザ・兄貴分)
野中博之 …… 高杉瑞穂 (医師、)
中島刑事 …… 徳井優 (警視庁、柳川の元部下)
警察官 …… 佐戸井けん太 (門司港の検問)
蓮池 …… 小木茂光 (ヤクザ)
宮根理事官 …… 矢島健一


高橋 …… 滝藤賢一 (首にヤケド痕)
女将 …… 田中美奈子 (祇園にて)

日向寺雅人、伊藤弘學、横内宗隆、太田在、吉田祐建
若林秀俊、高村佳幸、今村雄一


評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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