ランナウェイ〜愛する君のために (2011年10月期・TBS・木曜21時枠) 脚本 - 羽原大介、八津弘幸 音楽 - 山下康介 演出 - 石井康晴、山本剛義、酒井聖博 プロデューサー - 加藤章一、浅野敦也 主題歌：いきものがかり「歩いていこう」 http://www.tbs.co.jp/runaway2011/

第6話 遂に衝撃の逮捕！？炎の復讐に隠された悲しい家族の絆…
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瞬が4カ所に隠した合計2億円の現金を手にした一行は、山分け
してそれぞれの道を歩むはずだった。しかし瞬は他の三人に
偽札を渡して裏切ったことで、アタルたちは瞬の出身地である
山梨のワイナリーに向かうことになる。何故瞬は2億円という
金を独り占めしたのか。

流石にここまで来ると突っ込むのも悪い気がするのだけど、
子供が居る中で警察の追跡から逃れるというのは相当無理な
描写で、時に痛々しいものがある。
瞬が今回関わってくる宗太を睡眠薬で眠らせるのは良いとし
ても、空きビルにまで密かに連れて行くのも相当難しそうな
物があるしね。

取りあえず今回の流れで全てのキャラクターの問題が一通り
提示したような流れで、瞬に至っては一応これで解決した
事になってしまうのかな。
蔵元の親子の語り口が素晴らしいくらい腹立つ物があったの
で、もう少し相手を怯ませるくらいの展開を用意して、嘘で
も反省を促して欲しかったけどね。

一度裏切るとまた裏切るのではないかとする不安感が付きま
とってしまうものだけど、上手い形で四人の関係性を維持
出来たなというラストだった。

目の前で死にそうな家族が居る中で、死にたいと語る瞬に
対してお決まりのような文言で説得するような所もあったけど
なかなか面白かったかな。

PANDAの存在意義を示した所と、世論というものをtwitterを
通じて取り入れている所は上手くできている。

親友の乾の件は、果たしてどう処理されていくのか。
この人が三沢殺害の件に絡んでいるのかなと思っていたけど、
宮根理事官との繋がりがあるので、その線は薄そうだ。
単に好きだった由紀の事をアタルが奪ってしまった事への
妬みがあるくらいなのかな。