専業主婦探偵 〜私はシャドウ (2011年10月期・TBS・金曜22時枠) 原作：粕谷紀子『私はシャドウ』(集英社文庫) 脚本：中園ミホ、山岡真介 プロデュース：磯山晶 演出：金子文紀　ほか http://www.tbs.co.jp/syuhutan/

第7話 私が本当に愛しているのは誰？
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夫の不倫の事実を突きつけられた芹菜だが、それでも一緒に
居たいとし、どうすれば部長と武文を別れさせられるのかと
考える。しかし陣内は接触させないことが一番だが、二人は
会社の上司と部下でありそれが不可能である限りは、逆に
離婚届を出される可能が高いという。

芹菜が丈二さんの為に仕掛ける手口が単純ながらも良かった
な。
流石にメイクのプロだけ有って酔っぱらっていても、目の前
の女性が妻・瞳では無く芹菜だと判明するが、武文の近くに
いる芹菜はいつ気がついてもらえるのかという感じ。
それよりもそんな芹菜に気がついていない武文の姿を見てしま
うと、どんなに芹菜を愛していると雄弁に語っても、なかなか
信じる事は出来ない。

やたらと芹菜と武文を別れさせようとしている陣内の必死な
姿は、自分の恋心のためなのか、それとも本当に芹菜の事を
思って語りかけているのかよく分からない所が有るね。
ただ陣内の思いがとても切なく写るのは確かで、その辺上手く
二人の関係が描けているからだろうか。

弁護士、役所、口座残高とか、まぁ誰もが引っかからないよ
うなキーワード責めで、芹菜の心を不安にさせるも、いざ
そういう事態に陥れば、そんなキーワードが離婚を示唆する
ものだと感じるのだろうか。

いよいよひばり証券にメスが入る。
この争奪戦に於いて誰が勝者となるのか。
その後に残る物は何なのか。

手島優さん、下手にエロムードを出さない方が雰囲気が有って
良い女に見えてしまう。