幸せになろうよ (2011年4月期・フジテレビ・月曜21時枠) 脚本 - 井上由美子 / 古家和尚 プロデューサー - 村瀬健、菊地裕幸 演出 - 澤田鎌作、松山博昭  http://www.fujitv.co.jp/shiawase/index.html

第2話 つらい恋の忘れ方
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新しく結婚相談所にやってきた春菜は、夢より生活であり、
愛よりも金だと告げる。そんな春菜に対して純平は、君がとき
めくような男を俺が捜してやると告げる。

翌日、春菜が相談所の純平の元を尋ねる。
先日の件で純平は熱くなった事を謝罪する。春菜がそのように
感じるようになったのは仕方がないことだとし、また人を好き
になれると告げる。それを聞いた春菜は純平が慰めようとして
くれているのか?と問う。

そんな中矢代が結婚相談所にやってくると、春菜と目が合う。
矢代はまりかや純平に対して、紹介してくれるならばあの子が
良いとし、春菜本人に俺と見合いをしないか?と問う。純平は
きちんとルールを守るよう告げる。

矢代も春菜も改めて純平、春菜とそれぞれに面談をする。
矢代は美人ならばそれで良いとして彼女を紹介するよう頼む。
年収2500万円の弁護士であり、そんな相手ならば断る人も居な
いのではないかという。
純平は矢代に面会すると、顔だけで女性を選ぶのは失礼だと
いう。結婚で幸せになるには外見ではなく内面で決まるとする
と、矢代も発言を訂正した上で、彼女との見合いを求める。
そして逆に彼女と見合いさせたくない理由でもあるのか?と問う。
矢代はまりかに対して、今後は自分の担当を君が行うよう
指名する。
春菜に矢代からのオファーの件を話すと、春菜は純平の判断
に一任すると告げる。
まりかは純平に対して二人をくっつけたくない事を口にする。

純平の元に先日見合いの最中に逃げ出した小松原から電話が
なる。そして逃げ出したことを謝罪すると、春菜は気にして
いない事を語る。小松原はもう一度春菜と見合いさせて欲しい
と頼む。このまま逃げたら女性から一生逃げ続ける気がする
という彼の熱意に押されて、純平は3対3の合コンを開催する
事にする。
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純平は恋愛に対して現実的すぎる春菜に対して、もっと楽しく
幸せである事を思いだして欲しくて、なんとか彼女に合う
人物を引き合わせようとする。そんな中、突然横から割り込む
様な形で、矢代英彦が名乗り出てくる。

初回は面白かったが、二話目は少々退屈な感じに写る話だった。

藤木直人さんの役所が実にムカつく男で、この鼻持ちな
らないキャラクターがそれなりに理解できるまでは、当分
ドラマとしてストレスを感じていきそうだ。
春菜も登場初めの頃は、似たようなストレス感を感じる人物
に写ったことを考えると、その内無味無臭な感じになって
いくのかもしれない。

それぞれのキャラクターの背景がまだ描かれていないので、
ネタとしては色んな広がりを見せていきそうだ。
特に純平の彼女は、何故彼のことを結婚相手に見られないと
感じたのかが最も気になる要素でもある。

純平が何故矢代と春菜を結びつけることに反対しているのか。

自信満々の矢代が色々とその辺を詮索するけど、どれも的はず
れなもので、貴方の不誠実な態度と無駄に高いプライド感やら
怪しさだろうと小一時間説得したくなる。

前半は小松原をフューチャリングして、コメディパートを
担った形だけど、やや面白さは感じられなかったかな。

ただいい人っぷりは感じるところなので、春菜がその気も無い
のに無駄に期待を持たせていくのは先が知れてちょっと
違和感を覚えるものだな。