幸せになろうよ (2011年4月期・フジテレビ・月曜21時枠) 脚本 - 井上由美子 / 古家和尚 プロデューサー - 村瀬健、菊地裕幸 演出 - 澤田鎌作、松山博昭  http://www.fujitv.co.jp/shiawase/index.html

第3話 君とやり直したい…元彼の正体
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春菜は純平や矢代の前で、小松原と結婚を前提に付き合う事を
宣言する。

純平の元には結婚が決まったことを報告に来るカップルが居た。
互いに好みや条件とは違っていたが、あくまで条件は一つの
目安でしかない。
純平が担当した顧客は成婚率が高いというまりか。小松原と
春菜が成立したのも純平が担当したからだろうと告げる。
小松原は純平の元にやってくると、電話で言ったことは本当
なのか?と問う。春菜の方から付き合いたいとの知らせがあった
事だった。純平は小松原の誠実さに惹かれたことを告げ、これ
からが本番であることを語る。
まりかは、春菜が入会して以来、純平が振り回されている事を
知り、一刻も早く小松原と結びつけて追い出そうと考えていた。

純平は春菜に電話し、小松原に春菜の意思を告げたことを語る。
小松原からはデートに暫く自分も帯同して欲しいと言われてい
る事を語り許可を得る。すると春菜は貴方に怒られるかも知れ
ないが、前の彼氏のことを忘れていないのに付き合おうとして
いる事。しかしそれでもあの人はいい人そうだから安らぎを
もらえる気がしたとし、少しずつ好きになったら良いと思った
事を語る。純平はそれでも良いんじゃないかと告げる。
純平はアドバイザーとして心の底から良かったと思わなければ
ならないと言い聞かせるのだった。

まりかはその頃、相談所登録者の中でもファイルの中から美人
を選び出す。これから矢代がまりかの元にやってくるからだと
し、未だに矢代は春菜の事を諦めていないのだという。

矢代は相談所にやってくると純平と会い、二人はどうなったの
かと尋ねる。順調にいくようにサポートしていくというと、
順調でなければ私にもまだチャンスが有るのかと告げる。
矢代は春菜が小松原と付き合うことになった件で、彼女は
無理をしているという。それを聞いた純平は、なんで彼女に
そこまで拘るのかと疑問をぶつけるのだった。
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純平は同じように恋愛で躓き必死に前進しようとしている春菜
の事を後押しして、彼女に幸せを運ぼうとする。そんな中、
春菜に拘り近付いてくる矢代の言動に、純平は激怒する。

どうも婚活テーマにしたドラマで面白いと思えるドラマを見た
事がないな。テーマ自体が特定の年齢層がターゲットに
なっている感じがするし、イマイチどの登場キャラクターにも
肩入れしたくなるようなカリスマ性が皆無な所がある。

ここ最近月9の当たり外れ度も極端な感じで、現状のまま行くと
このドラマも外れっぽい。

春菜にとって小松原は踏み台でしかない部分をどう捉えるのか。
矢代にしても春菜にしても、結婚相談所を利用して不誠実な
態度を見せている感じばかりが目につき、どうも肩入れ出来ない。

矢代には出産まで時間がなさそうにも思えるけど、回りくどい
事ばかりしている感じがするし、親のエピソードや弟のエピソ
ードが本編に絡んでいない事もあって、まだまだ楽しさが
感じられない。

どうしてもこの二人が結ばれて欲しいという一本の強い絆が
見えない所も、消化不良として写る点なのかも。
ヒール役の矢代はもちろん、純平自身の

矢代が偉そうに、純平に対して存在を誇示しているけど、彼女
の事を分かっていると自称している貴方自身にもどうしようも
無い現実が突きつけられている訳で、春菜への思いが誠実な
ものならば、チャラい風を装い近付くべきではなかったな。