シマシマ (2011年4月期・TBS・金曜24時枠) 脚本：牧野圭祐、谷岡由紀、大林利江子、野高みゆき 音楽：仲西匡 チーフプロデューサー：伊與田英徳、杉山剛 プロデューサー：前田菜穂、新井順子 演出：湯浅典子、浜弘大 http://www.tbs.co.jp/shimashima_fb/

第1話 添い寝屋が疲れたあなたを癒します
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女にはただ男に傍にいて欲しい時がある。抱きしめて欲しいが
それはHを求める物ではない。寄り添うけれど決して交わるこ
との無い平行的な関係。

最近アラサー女子が人気の風潮だと雑誌なども取り上げられる
中、シオはストライシープで働く従業員達に給料を配って回る。
今度シープのみんなで花見をしようとガイはシオに話しかける。

そんな中、一人の総合商社に勤める女性・山本百合子(29歳)が
シオにコンタクトを取ってくる。あくまで私ではなく友達だと
前提とした上で不眠症の友人にこのサービスを試したいという
もの。シオは心と体をリラックスさせるもので、派遣される男性
を抱き枕のように考えて欲しいという。しかし決して誘惑する
のだけは辞めて欲しいというシオ。百合子はやっぱり辞めて
おくとしてその場から走り去ってしまう。
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不眠で悩む女性に癒しの空間を提供するストライプ・シープ。
仕事に恋愛に人間関係に疲れた女性たちを、イケメンの男性
たちがいやしていく。

この手のホストまがいのネタは正直あんまり好きではないし、
こういうドラマに出演する男優陣を見ていると逆に寒さみたい
なものを感じてしまうのだけど、このドラマでは意外と拒絶感
も無く見られた感じがする。

シオ自身が実は一番このサービスを受けるべき存在という事で
どんなタイミングで従業員達からそんなサービスを受けていく
のか気になるものが有るけど、当面は一話に一人の顧客の女性
をいやしていくのかな。

ベッドを共にするという事で男女の生々しい関係を想像して
しまうものだけど、限りなくそれらを排除。
今時の草食系だからこそ存在するサービスだったりもするのか
も。

疑似恋愛のような形を短時間に意図的に作り出すわけだけど、
そんな相手に好意を寄せて離れられなくなる女性も出てきたり
はしないのだろうか。

初回と言うことで登場人物の自己紹介色も強かったけど、
一通りキャラクターを紹介する為か、シオがアロマに勤めてい
たり、突然ストライプ・シープを経営していたりと、現状が
よく分からなかった。