シマシマ
(2011年4月期・TBS・金曜24時枠)

脚本:牧野圭祐、谷岡由紀、大林利江子、野高みゆき
音楽:仲西匡
チーフプロデューサー:伊與田英徳、杉山剛
プロデューサー:前田菜穂、新井順子
演出:湯浅典子、浜弘大

http://www.tbs.co.jp/shimashima_fb/



第3話 過去との決別と突然のキス!
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ガイからシープを辞めるかも知れない事を聞くシオ。その理由
を尋ねようとした矢先、ガイから電話がなり、シープの客であ
大塚茜(23歳)が起きたら自殺していたのだと報告がある。
病院に向かうと、茜本人は自殺したのではなく、笠井課長との
不倫関係が奥さんにバレ、修羅場となり、妻を取るか私を取る
かの命をゲームをしており、死ぬ気はないのだと知る。
それを聞いたシオは、ガイが傷ついている事を告げ激怒。
茜は浮気される奥さんの方が悪いのだとすると、シオは離婚
するなんて言うのは男の見え透いた嘘であり、それが分かり
つつも付き合おうとしていた茜の方が悪いことを指摘する。

帰り道、シオはガイに対して感情のまま恋愛に突っ走る事の
出来る彼女が羨ましい事を口にする。
恋愛に於いて怪しいと思っていても突き詰める事が怖いと呟く。

自宅にいたガイはシオから電話が鳴る。すると同時にそこに母
の椿がやってくる。母は未だにシオと付き合いが有るのかと
問う。母はガイに対してヒビキと同じく貴方が女にダメにされる
のが怖いとし跡継ぎとしての自覚を持つよう告げる。

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シオは未だにヒビキとの別れを引きずる中で、ガイは兄から
シオの家の鍵を手渡された事を言うべきかどうかで悩む。
シオはガイが兄の件で何か隠しているのではないかと疑うも
追求する勇気はなかった。

今回の客・茜を演じた長渕文音さんは、長渕剛・志穂美悦子
夫婦の娘さん。

シープの客が若さ故に恋愛に突っ走る姿とは対照的には、
なかなか後を引きづり前進できないシオの姿を描いた。

ドラマとしてイマイチ面白く感じないのは、シープのスタッフたちが
シオの事を好きになり、取り合う構図になっているのが見え
見えだし、シープが必要なのは何よりもシオであるというのが
スタート時点で分かっているからだろうか。

相手が嘘をついているのが分かりつつも、関係を壊したくなく
て追求できないとか、その辺の微妙な感覚に共感を求めるには
少々時間も足りない感じだし、シープの客との関係もやや
呆気ないものが有るかな。

ただ過去のヒビキと関わりのあった物を全て捨てようと決意する
中で、ガイとの関係をどう精算していくのか。その辺の要素は
今後に向けても気になる点かな。まぁ跡継ぎとかそういうネタは
全く要らない気がするけど・・

矢田亜希子さんが出演していなければ、ここらでリタイアっぽい
内容だけど、取りあえず様子見って感じかな。
Friday Break枠のドラマは、ちょっと肩すかしな所が有るね。

箒木汐(32):矢田亜希子 ("シオ"アロマエステのオーナー)
珠蕗涯(21):三浦翔平 ("ガイ"ストライプ・シープ。大学生)
双葉蘭(22):菊田大輔 ("ラン"父の居酒屋「ふたば」を手伝う)
林田竜胆(21):鈴木勝大 ("リンダ"ガイの同級生で理工学部の大
学生)
真菰修二(20):福士蒼汰 ("マシュ"大学生。無口な文学少年)
双葉柊:駿河太郎 (居酒屋双葉)
富士撫子:小林優美 (アロマエステ「グリーン」のスタッフ)
双葉芹:堀井新太 (居酒屋双葉)


白金楓:中井美穂 (エステ「グリーン」)
柳原桂太郎:石井正則 (アロマエステ「グリーン」経営者)
野本蕗:笹本玲奈 (客、AV女優)
珠蕗響:清水友範 (シオの元夫、ガイの兄)

大塚茜:長渕文音 (24歳、派遣社員)
珠蕗椿:仁科亜季子 (母)
白沢綾:西川史子 (客)

清水友範、及川水生来、村上健志、中倉健太郎、新井沙織
高橋慶子、坂間恵、嶋本勝博、中島けんこう


評価:★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)

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