シマシマ (2011年4月期・TBS・金曜24時枠) 脚本:牧野圭祐、谷岡由紀、大林利江子、野高みゆき 音楽:仲西匡 チーフプロデューサー:伊與田英徳、杉山剛 プロデューサー:前田菜穂、新井順子 演出:湯浅典子、浜弘大 http://www.tbs.co.jp/shimashima_fb/ |
第7話 三角関係の結末?ときめく恋
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シオの元に行くランは、これがシープとしての最後の仕事である
事を告げると共に、シオに付き合って欲しいと告白する。
答え倦ねているシオに対して、答えが聞けるまで何回でもトラ
イする事を告げる。そして絶対に諦めないと。
ガイは仕事中の橘由美に偶然出会う。
ガイは最初彼女が誰なのか認識できなかった。しかし先日の
合コンでの相手であることを知る。由美はガイに対して私に
乗り換えないかと誘う。
シオは今の自分が望むこと、そして最も信じられる者とは何か
を自問自答する。添い寝して貰ったときのランの鼓動は唯一
信じられるものだと感じていた。そろそろ新しい一歩を踏み出
す時なのではないかと感じる。
一方リンダはシープの客・永井菖子と関係を持ったことをシオ
に報告し謝罪する。しかし本気で有ることを知り、シオは自分
も他人のことは責められないとして、それを認める。
マシュはこの日、シープの仕事して、斉藤葵(35歳)の元を尋ね
る。一人の子持ちで夫は単身赴任中の主婦。
葵は結婚生活も10年経つと夫は空気みたいな存在になるとし
子供中心の生活になってしまうという。
一方シオはランと一緒に食事を作る中、自分の料理の腕は
この程度の物だと告げ、これから付き合うならばばらしておく
と告げる。ランの告白に対する実質的な答えだとして、ランは
喜びのあまり彼女を抱きしめるのだった。
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シオとガイがグダグダとした関係に居る中で、シオは優しくて
自分の事を愛していることを実感したランとの関係を進めてい
く。
シオが妥協してランと付き合ったのか。
それとも無理矢理気持ちに踏ん切りを付けるために付き合い
始めたのか。
ガイもシオも互いに好感を持ちつつも、家庭の事情であったり
婚約者の弟であったり、年の差であったりと、ハードルが
高い中で、ランとの関係に急旋回するのも悪くはない。
ただシープの客とスタッフとの関係の間で育んだ恋であり、
更にはかつての上司と従業員の関係であることも有り、
倫理観も何も有りはしないなという感じがする。
由美との関係は如何にも踏み台って感じだし、由美自身も
ガイと本気で付き合う気かどうかもよく分からない。
仕事上でのストレスを無理矢理ガイとの関係で消化しよう
としているみたいだしね。
マシュと今回のシープの客とのエピソードはスタンダード
な関係だった。恋愛とは長続きしない物なのか。幸せとは
壊れるためにあるのかどうかの一つのサンプルとして描かれた
様な話だった。それでも最後にケーキの写真を送ってくる
とは、まだまだこの関係も続きそうだね。ただシープを頼んだ
と知ったら夫婦関係は崩壊しそうな気もするけどね。
箒木汐(32):矢田亜希子 ("シオ"アロマエステのオーナー) 珠蕗涯(21):三浦翔平 ("ガイ"ストライプ・シープ。大学生) 双葉蘭(22):菊田大輔 ("ラン"父の居酒屋「ふたば」を手伝う) 林田竜胆(21):鈴木勝大 ("リンダ"ガイの同級生で理工学部の大学生) 真菰修二(20):福士蒼汰 ("マシュ"大学生。無口な文学少年) 双葉柊:駿河太郎 (居酒屋双葉) 富士撫子:小林優美 (アロマエステ「グリーン」のスタッフ) 双葉芹:堀井新太 (居酒屋双葉) 白金楓:中井美穂 (エステ「グリーン」) 柳原桂太郎:石井正則 (アロマエステ「グリーン」経営者) 珠蕗響:清水友範 (シオの元夫、ガイの兄) 永井菖子:小島聖 (38歳、アートディレクター) 珠蕗椿:仁科亜季子 (ガイの母) 橘由美:夏菜 (週刊"Genda"の記者、ガイを気に入る) 斉藤葵:伊藤裕子 (35歳、主婦) 斉藤ケンタ:平林智志 赤堀雅秋 評価:★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0) |
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