シマシマ (2011年4月期・TBS・金曜24時枠) 脚本:牧野圭祐、谷岡由紀、大林利江子、野高みゆき 音楽:仲西匡 チーフプロデューサー:伊與田英徳、杉山剛 プロデューサー:前田菜穂、新井順子 演出:湯浅典子、浜弘大 http://www.tbs.co.jp/shimashima_fb/ |
第9話 それぞれの決心と突然の別れ
--------------------------------------------------------
シオはランがミラノ行きに関して嘘をついていた事に失望し、
自分のチャンスを犠牲にしてまで傍にいて欲しくはないと告げ
る。
ガイはシオを呼び出し、前に進むためには気持ちを誤魔化して
はいけなかった事を告げ、正直に話をしようとするが、そうい
う話ならば聞きたくはないと一蹴する。
そんな中、シープの仕事の件が橘由美の週刊誌で取り上げられ
てしまう。しかもそれは風俗であると。
シオはシープを風俗と見る人がいるのは仕方がない事だとし、
暫くはシープの仕事を休みにすることを告げる。
ガイはランとシオに何らかの異変が起きていることを感じ
何があったのか尋ねる。
ランはシオの元に走り出すと、ミラノの件ではちゃんと話すべ
きだった事を告げ謝罪する。シオは今は互いに自分のことを
考えようとし、それから話し合うべきだと語る。
由美はガイの元に行くと記事の件で謝罪する。
しかしガイは由美に理解を示す。由美はガイの事が好きに
なった事を告げると、自分には好きな人がいることを告げる。
由美はそんな事は知っていると告げ、最後にこれくらいは
良いでしょうとして頬にキスをする。
シオは別の店舗を出店するに辺り、白金からライバルのエステ
店をリサーチしようと誘われる。頭で考えるよりも直感を
優先すべきだという。そして今度役員との顔合わせの場にシオ
も来て欲しいと告げる。
一方ガイはランにミラノ行きの話があり、彼にとってもチャン
スである事を聞く。
--------------------------------------------------------
ガイはシオの事をランに譲ることで、二人は良い関係を保って
いるが、ランにはミラノ行きの話が出て、シオには新しい
店舗を出す話が有って、二人はすれ違いの状態であることを
知る。そんな中、ランは事故に遭うが・・・
ここに来て一気にシープの存在の是非を巡る話であったり、
シオとランの次なるステップが有ったりして、地殻変動が
起こりつつある。
愛する人のために自分を犠牲にするのかどうか。
自分のために相手に犠牲を強いたことで、どちらにとっても
蟠りは存在しないのか否かが当面の興味として浮上している。
ガイの存在が一気に急浮上って感じにも思えるけど、流石に
この段階でシオがランを捨てて彼に走るとも思えないし、
一番可能性があるのは、誰とも付き合わないという選択肢なん
だろうね。
リンダもまたランとシオの関係と似ていて、菖子は自分の存在
が彼に大成する機会や意欲を失う事に繋がっていると感じて
自ら身をひいていく。ランとシオの関係を示唆している様で
なかなか興味深い流れの対比といった感じかな。
箒木汐(32):矢田亜希子 ("シオ"アロマエステのオーナー) 珠蕗涯(21):三浦翔平 ("ガイ"ストライプ・シープ。大学生) 双葉蘭(22):菊田大輔 ("ラン"父の居酒屋「ふたば」を手伝う) 林田竜胆(21):鈴木勝大 ("リンダ"ガイの同級生で理工学部の 大学生) 真菰修二(20):福士蒼汰 ("マシュ"大学生。無口な文学少年) 双葉柊:駿河太郎 (居酒屋双葉) 富士撫子:小林優美 (アロマエステ「グリーン」のスタッフ) 双葉芹:堀井新太 (居酒屋双葉) 白金楓:中井美穂 (エステ「グリーン」) 柳原桂太郎:石井正則 (銀行・融資担当?) 珠蕗響:清水友範 (シオの元夫、ガイの兄) 永井菖子:小島聖 (38歳、アートディレクター) 珠蕗椿:仁科亜季子 (ガイの母) 橘由美:夏菜 (週刊"Genda"の記者、ガイを気に入る) 評価:★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0) |
|