新・警視庁捜査一課9係 (2011年7月期・朝日・水曜21時枠) ゼネラルプロデューサー：松本基弘 プロデューサー：島川博篤、金丸哲也、丸山真哉 脚本：ハセベバクシンオー(1)、深沢正樹(2)(3)、真部千晶(4)(7) 波多野都(6)、瀧川晃代(5)、岡崎由紀子(8)、伊藤洋子(9) 監督：杉村六郎(1)(2)(7)(8)、吉田啓一郎(3)(4)、長谷川康(6) 田村孝蔵(5)(9) 音楽：吉川清之 http://www.tv-asahi.co.jp/9gakari/

第9話 殺意の赤いライン
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人気アイドルの翔(水谷百輔)のマネジャー、里美(河合美智子)
が何者かに絞殺された。首を絞められた痕には黒い付着物があ
り、右手の側面には赤い染料が付いていた。やがて、里美が一
人娘の結衣(松岡茉優)が通う学校で"モンスターペアレント"と
して評判だったことが分かる。担任の工藤(遠山悠介)は結衣の
送り迎えをさせられるなど、ひどい目に遭っていたという。
さらに、事件直前に里美ともめていた翔も容疑者として浮上。
翔は加納(渡瀬恒彦)と浅輪(井ノ原快彦)に、いつものけんかと
口を濁す。翔はアイドルの彩(菊地亜美)との交際を里美に大反
対されていたらしい。そんな中、首の付着物は鉛筆の芯だった
ことが判明する。
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映画の撮影所"共映撮影所"近くでアイドルのマネージャーの
三原里美が、首をひも状の物で縛られ窒息死する。
話を聞いていくと、里美は色々と敵が多く、恨んでいる人も
多かったと言うが・・・。

里美の生前の評判とは逆に、実際に捜査して行く毎に、彼女
がちょっとした誤解によって周りに敵を作っている事が判明
し、実際には正しい行動をしていたことが判明する。

ドラマとしては殺意を引き起こしているのが常に、馬鹿な親だ
から子供は成長しないと否定された事であり、ハッキリという
性格が災いした様な感じ。

学校周りの流れは完全に脚本家が意図するミスリードだと想定
した事もあって、自分の中では学校関係者は全て容疑者リスト
から外していたけど、どうしても舞台が映画撮影所とか、芸能
関係者が事件に関係してくると、"脚本"自体に何らかの種明か
し的なトリックを織り交ぜたくなるのは、脚本家としての
性なのだろうか?

赤いインクだと判明した事で、そこからの流れは急転直下。
遺留品の中にあるべきハズの物がないとする辺りは面白い所
だけど、殺害に使ったコードが残っている辺りはちょっぴり
強引だった感じがしないでもない。

最後の流れが強引なのは、このシーズンから必ず取調室での
やりとりの中で全容を解明させるという一貫したテーマが存在する
からなんだろうけどね。

アイドリングの菊池亜美さんがアイドル役で登場。