新・警視庁捜査一課9係 (2011年7月期・朝日・水曜21時枠) ゼネラルプロデューサー：松本基弘 プロデューサー：島川博篤、金丸哲也、丸山真哉 脚本：ハセベバクシンオー(1)(10)、深沢正樹(2)(3)、真部千晶(4)(7) 波多野都(6)、瀧川晃代(5)、岡崎由紀子(8)、伊藤洋子(9) 監督：杉村六郎(1)(2)(7)(8)、吉田啓一郎(3)(4)、長谷川康(6)(10) 田村孝蔵(5)(9) 音楽：吉川清之 http://www.tv-asahi.co.jp/9gakari/

第10話 悪魔の連載
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週刊誌の編集者、馬場(信太昌之)の遺体が発見された。馬場は
世界タイトル挑戦が決まったボクサーの柏木(金子賢)の連載を
担当していたが、加納(渡瀬恒彦)がその週刊誌を読むと、連載
記事は打ち切りになっていた。記事を担当していたフリーライ
ターの香奈子(入山法子)によると、彼女の体調不良が原因で連
載が終了。馬場は事件当夜、香奈子の体を心配して部屋に来た
という。馬場のデジタルカメラに残された写真から、馬場が柏
木を追いながら実はスキャンダルを狙っていたことが分かる。
加納と浅輪(井ノ原快彦)は柏木に話を聞くが、彼のアリバイは
あいまいなまま。しかも柏木は馬場ともめていたところを目撃
されていた。そんな中、香奈子が妊娠していることが判明する。
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週刊誌のライターが後頭部を鈍器で殴られ死亡する。
世界タイトルへ挑戦するボクサーを彼が担当しており、それが
連載休止になっている事を知る。

遺体は工場跡地のような場所で亡くなっており、死亡推定時刻
の8時から9時の間に関係者の中で不自然な行動を取っていた
人物が居るのか。

問題を提起する彼の記事は読者から評判が良かったとするも、
取材対象者から見れば彼は評判が決して良いライターではなか
ったという感じ。

当然ながら彼を恨む人物が居るという事で、目の前の容疑者
であるボクサーやらボクシングジム関係者とは別に、過去に
取材を受けて被害を被ったものたちが被害者を恨んでいたとして
もおかしくはない。

色々とミスリードを誘う仕掛けが施されており、特に香奈子
のお腹の中の赤ちゃんの存在は、殺害の動機になりうる要素
だった事もあって気になっていたけど、結果的には柏木周りの
エピソードの全ては完全にミスリードされた流れで、過去の
記事による被害者の存在が全てだった。

段取りよく捜査がが割り振られる中で、唯一特異だった流れは
青柳と村瀬の主任争いかな。
来期の「新・警視庁捜査一課9係」ではまたまた立場の逆転を
臭わせている感じもするね。