深夜食堂2 原作：安倍夜郎「深夜食堂」 脚本 - 真辺克彦(11)、向井康介(12) 監督 - 松岡錠司(11)、山下敦弘(12) 企画 - 遠藤日登思、日高英雄 プロデューサー - 盛夏子、小佐野保、竹園元 音楽 - 佐藤公彦（第2シリーズ） 主題歌：LOVE　LOVE　LOVE 「嘘のつき方」 http://www.mbs.jp/meshiya/

第12話 唐揚げとハイボール
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足立さやという女性が「めしや」店で静かに目をつぶって椅子
に座るのを、常連客たちは見ていた。座っているのではなく
寝ている彼女。
初めて店に来たときから彼女は唐揚げを注文していた。
最初は起こそうとしたが、相当キツイ仕事をしているのだろう
として常連客達は静かに見守ることになる。
マスターは何か飲み物は飲むかと尋ねるが、どうしてもビール
などは飲めないという。マスターはそこでハイボールを作って
彼女に差し出す。
それ以来ちょくちょく店に来ては同様の行動を繰り返す彼女。

そんな彼女はある時目が覚めた時、夢を見ていたことを語る。
どんな夢なのか。折角作った唐揚げを他人に食べられてしまう
というものだという。

そんな中、さやの元に一人の男・章介が現れる。彼は後輩に
奢るとしてさやに金の無心に来る。今年は勝負の歳であり、
必ず売れてさやに恩返しすると語るが・・・
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常連客の一人・足立さやは、店に来て以来唐揚げを注文する。
果たして彼女が唐揚げを頼み続ける意図は何なのか。

足立刑事ってシーズン1から出てきていたんだっけ。
なんかあんまり印象に無かったので、いきなり今回の主人公
との繋がりが出てきたので驚いた。

売れない芸人を支える女性の物語というのは、良くあるネタ。
ずるずると関係を引きずっていくのか、それとも彼の夢を
応援し続けることで添い遂げていくのか。

ゲンがなかなか良い役割を果たしたけど、今のご時世、ヤクザ
と芸能界の繋がりで騒がれている事もあり、極々控えめ
の役割。まぁ剣崎の舎弟であるゲンがそんなに変な行動を取る
とも思えないし、その辺は安心して見ていられた。

こういう店に若い女性客が来るだけで確かに一瞬で店の雰囲気
が変わってしまうのだろうなと思わされるものがあり、
上手い使い方だったと思う。

母子家庭、実家の母なんてキーワードが出てきたので田舎を
想像させたが、千葉ならばまぁ都心から近いので、今後もめし
やに来ることは可能だね。

ただ金に多少なりとも苦労しているのであれば、「めしや」で
食事をするって事はないだろうな。

メニューを増やすのはちょっぴり反則かと思わせたけど、なか
なかマスターの使い処を心得ているって感じだね。