第17話 白菜漬け
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常連客の月子(市川実和子)はテレビドラマのシナリオライタ
ー。独身で猫と暮らす月子は、今日も一人でマスター(小林
薫)の店へとやってきた。月子は先日、乗ったタクシーの運
転手・武(螢雪次朗)に、マスターからもらった「白菜漬け」
をあげたと話す。武は宮城県出身で、故郷の味が忘れられな
いらしかったのだが…。ある日月子は、自分を育ててくれた
敏腕プロデューサー・野瀬(田中哲司)との不倫愛を週刊誌に
取り上げられ…。
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「めしや」には女性が一人で客としてやってくることがある。
前岡月子もその一人で彼女は売れっ子シナリオライター。
彼女は白菜の漬け物がお気に入りで一人で飲みにやってくる。
月子は先日お土産用に持ち帰った白菜の漬け物を、たまたま
乗り合わせた同郷のタクシー運転手・武にプレゼントしたと
いう。月子はテレビプロデューサーの野瀬と付き合っており、
それが週刊誌に密会としてすっぱ抜かれてしまう。
ちょっとした不倫の話だけど、同郷の運転手の流れと、
不倫の話がイマイチうまく融合していない感じもする。
猫の流れもやや不発な感じも受けるし、何をどう見ていけば
良いのかよく分からなかった。
白菜漬けも確かに美味しいのだけど、食材としてはインパクト
に欠ける。そんなインパクトの欠ける一面を人生のストー
リー、その人となりの境遇にも上手く似たような意味合いを持たす
なりの工夫が欲しかった。
マスター …… 小林薫 (「めしや」マスター) 小寿々 …… 綾田俊樹 (ゲイバーを経営) 忠さん …… 不破万作 (常連客) 剣崎竜 …… 松重豊 (ヤクザ) 野口 …… 光石研 (刑事) 小道 …… 宇野祥平 (フリーカメラマン) ミキ …… 須藤理彩 (「お茶漬けシスターズ」) ルミ …… 小林麻子 (「お茶漬けシスターズ」) カナ …… 吉本菜穂子 (「お茶漬けシスターズ」) ゲン …… 山中崇 (ヤクザ) 足立刑事 …… 足立智充 (野口の部下、さやの兄) 金本 …… 金子清文 (常連客) 安西 …… 剣持直明 (常連客) 本人 …… 福原希己江 五郎 …… 松尾諭 カタギリ …… オダギリジョー 前岡月子 …… 市川実和子 (テレビドラマのシナリオライター) 野瀬 …… 田中哲司 (敏腕プロデューサー) 武 …… 螢雪次朗 (タクシーの運転手) 日向丈、瓜生和成、宮本千紗 評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0) |
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