チーム・バチスタ3 アリアドネの弾丸
(2011年7月期・テジテレビ・火曜22時枠)

脚本 - 後藤法子(1-4)(6)(7)、田中眞一(5)
プロデューサー - 豊福陽子、遠田孝一、八巻薫
演出 - 今井和久(1)(2)(3)、小松隆志(4)(5)(7)、星野数成(6)
Do As Infinity「アリアドネの糸」

http://www.ktv.jp/dangan/





第7話 真犯人は君だ
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田口と白鳥は、北山が殺害された件で、殺害は銃を使ったもの
ではない事が判明する。現場に落ちていた銃を調べると
中国製の54式トカレフである事を知り、それを確認した白鳥は
銃弾も中国製であろう事を知った上で、ある実証実験をしよう
とする。
更に警察庁で軟禁されている島津は、自分が無実である証拠の
存在がある事を田口と白鳥にメッセージとして伝える。

二つの殺人事件が何の因果で起きたものなのか。
いざ分かってみると呆気ないものが有り、それらの過程を
詳しく描いた物だった。
これまでにも少しずつ事件解明に向けたパーツは明らか
にされていたので、全てのパーツを一つに結びつけて、完全に
再生させた感じだね。

中国製トカレフと聞いて、使用される銃弾が鉛でなく鋼鉄弾だと
ピンと来てしまうスミレ先生が、CSI:マイアミのカリー・デュケーン
に見えた瞬間だった。

命令されたとはいえ、恩人を殺害することが出来るのか。
警察の威信を守るという名目だけで人を殺害することが出来る
のかなど、多少人知を超越してしまった感じがするけれど、
それもドラマなので仕方がない。

最後に残されていた謎は、銃を使わずにどのようにして殺害
したのか。そして誰が殺害したのかなど、直接犯人に繋がる
謎だけが残されていた。MRIの磁場を利用したとする特殊な
環境を殺害方法として描いただけでも、今回の設定を上手く
利用していたのかも知れない。

田口のうっかりミスが、上手く殺害の証拠の一つとして結び
付けていく所など良くできていたし、友野殺害事件までも一度
に扱ったところは良くできていたと思う。

今後は松崎事件について、どのように警察が対応していくのか。
そしてAiセンターの行方はどうなるのか。

田口公平 …… 伊藤淳史 (心療内科医・特別愁訴外来勤務。)
白鳥圭輔 …… 仲村トオル (厚生労働省大臣官房秘書課付技官・医
療過誤死関連中立的第三者機関設置推進準備室室長)
藤原真琴 …… 名取裕子 (特別愁訴外来看護師)
高階権太 …… 林隆三 (東城医大病院院長)
三船大介 …… 利重剛 (東城医大病院事務長)

斑鳩芳正 …… 高橋克典 (45歳、警察庁・長官官房付情報統括室室
長)
北山錠一郎 …… 尾美としのり (55歳、警察庁刑事局審議官)
宇佐美壮一 …… 福士誠治 (28歳、警察庁刑事局所属)
玉村誠 …… 中村靖日 (40歳、桜宮署刑事)

笹井スミレ …… 小西真奈美 (30歳、東城医大・法医学教室准教授
)
島津吾郎 …… 安田顕 (35歳、東城医大・放射線科准教授)
須賀秀介 …… 市川知宏 (24歳、東城医大・法医学教室の院生)
神田技術長 …… 西沢仁太


友野優一 …… 矢柴俊博 (医療器機メーカー・エンジニア)
野島医師 …… おかやまはじめ (熊本星林医大の医師)

西沢仁太山崎彩岡憲治


評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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